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INTERVIEW

STICK TO YOUR GUNS

2012.09.08UPDATE

STICK TO YOUR GUNS

Member:Jesse Barnett (Vo)

Interviewer:ムラオカ Translator:Yuga

―海外では『Diamond』は3月にすでにリリースされていますが、リスナーの反応はいかがですか?

想像していたより何10倍も素晴らしいよ。俺たちはこのアルバムが今までリリースしたものの中で最高の作品だと考えているし、ファンのみんなも気に入ってくれているんだ。

―半年遅れとはいえ、日本で『Diamond』がリリースされることになったことに関していかが思いますか?

日本で正式にリリースされることについて、とても興奮しているんだ。さっきも言ったけど、俺たちはこのアルバムが今までで最高の作品だと思っていて、すごく誇りに思っているんだ。だからこのアルバムをできるだけたくさんの国のできるだけたくさんの人々に聴いてもらいたい。だから日本でリリースされるのはとても嬉しいよ。

 

―ギター&バッキング・ヴォーカルのBaximiliano Romoが11年に脱退し、今年Josh Jamesが加入しましたね。Joshは今作のレコーディングにはかかわっているのでしょうか?

そういう名前のギタリストはいないよ。 でも、Josh Jamesは最近加入したけどね。彼は今回の作品で曲は書いていないんだ。その過程が終わった後に加入したからね。でも、ヴォーカルのパートは一緒にやったよ。

―またJoshはどういう人物なのでしょうか?過去の他のバンドでの経験などもあるのでしょうか?

彼が加入することは素晴らしいことだよ。以前はEVERGREEN TERRACEやCASEY JONESでプレイしていたんだ。

―FIRST BLOODのKarl Schwartzが「Bringing You Down」にゲスト・ヴォーカリストとして参加していますが、彼とは旧知の仲なのでしょうか?

うん。彼とは長いこと知り合いで、彼が僕たちの友人であることにとても感謝しているよ。彼は、普通なら勇気が足りずにできないようなことにも立ち向かって行く人だと思う。彼は素晴らしい人だし、この曲には完璧なフィットだったんだ。

―今までの作品同様、今作も真正面からメロディック・ハードコアに対峙していますね。あなたがたが理想とするSTYGサウンドとはどういうものか教えてください。

たぶんそれはこの『Diamond』のサウンドが証明してくれたと思う。俺たちは今までもこれからも、自分たちに相応しいと思うものを書くよ。誰かに受け入れられるために、なにか決まった型に当てはまるような無難な曲を書きたくはないんだ。 そして今作品では上手くやったと思う。

―歌詞は主にどのようなことを歌っているものが多いのでしょうか?

俺たちのメッセージは、希望によって突き動かされているんだ。 退屈でたまらないと思っている人たちに、希望の炎をもたらしたい。たくさんのバンドが、ステージ上での彼らの大切なパフォーマンスの時間を、なんとも下品なメッセージを強調するために使っている。俺たちはそいつらとは違うんだ。全ての人々は大切な存在だ。そして俺たちが、自分の時間を何をするために使うかという選択も大切なんだ。たぶん毎晩俺たちのライヴに来てくれているキッズは、ただ”Fuck everything and everyone!”とか言っているだけの態度ではもう誰も、何も動かせないってことに気付いて来ていると思うんだ。彼らたち自身を含めてね。誰かを気にするとか、”giving a fuck”とかいうアイデアの方が、人生においてもっと重要なんだよ。

―最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

自分自身に、自分の周りの人々に、希望をもたらして欲しい。そして憎しみを露にしている人へ。その憎悪の気持ちを、10倍の愛溢れる行動で打ち消して欲しい。他人をどうこう解明しようとするのではなく、ありのままを理解してあげて欲しい。人々を不平等に扱うのではなく、人々の違いを愛してあげて欲しい。そっぽを向かないで、助けの手を伸ばしてあげて欲しい。もし君が、次の世代のためによりよい世界を作るために重要な存在ではないと言われたことがあるなら、それはとんでもない間違いだ。