－ちなみにファースト、セカンド・アルバムもTuomasがプロデュースを行ったのでしょうか？

いや。セカンドはJanne Joutsenniemiがやったんだ。

－自分たちで自分たちの音楽性を言葉で表現していただけますでしょうか？

俺たちの音楽は大きなコーラスやかっこいいリフ、様々なキーボードとヴォーカルの入ったメロディックでアグレッシヴ、速くて遅く、美しく醜いモダン・メタルだよ。メロディック・メタルが好きなら俺たちのアルバムを聴いてみて！

－前作と比較すると、前作の延長線上でありながらも、更にアグレッシヴで、更に速く、更にメロディックな作品に仕上がっていますね？あなた方自身は今作を作る上で、どのような作品にしようと考えて制作したのでしょうか？

君が言ったようによりアグレッシヴで、メロディックにしたいと思っていたんだ。より多彩な曲もこのアルバムには含まれているけどね。最近ではレコーディングに関して十分な経験があるから、どのように自分たちの欲しいサウンドを手に入れるかよくわかってきたんだ。俺たちの過去作ではMikko Karmilaにミックスしてもらったんだけど、今回は少し違うことを試したくて、Studio FredmanのHenrik Uddに頼んだよ。サウンドにはとても満足しているよ！

－作曲、作詞をメインでやっているのはどなたでしょうか？

曲は僕がほとんど書くけど、他のみんなももちろん書いてるよ。歌詞はPekkoとNikoががほとんど書いてるよ。そしてみんなで曲をアレンジするんだ。

－歌詞はどのような内容のものが多いのでしょうか？

ほとんどは伝統的な人生、愛、セックス、死、カオスなどだよ。

－ギター・ソロやキーボードにはDREAM THEATERなどのプログレッシヴ・メタルの要素も感じられます。プログレッシヴ・メタルからの影響も受けているのでしょうか？

他のみんなのことは知らないけど、俺はDREAM THEATERやそういった類いのものを若い時から聴いていたから、俺がそういった音楽から影響を受けているのは確かだよ。 その頃はプログレを聴きすぎていた気がするから、最近はもっとシンプルなものが好きなんだ。PERIPHERYは新しいプログレ・バンドの中でとても気にいってるバンドだよ。彼らのシンガーのSpencer Soteloはマジですごいよ！！

－Vili Itäpeltoの作り出すキーボード・サウンドはCHILDREN OF BODOMのような一般的なメロディック・デス・メタル・バンドのキーボーディストと比較すると、もっと幅広いスタイルですね。Viliはどういったアーティストに影響を受けているのでしょうか？

Viliは本当にいろいろな音楽を聴くよ。そして彼はプロのミュージシャンだから、ジャズ、クラシックからメタルやロックまでなんでも弾けるんだ。Viliのような才能のあるキーボード・プレイヤーがバンドにいて嬉しいよ。彼にできないことがあるとは思えないから、キーボードのアレンジメントに関しては俺たちのバンドに制限はないと言って良いな。

－またViliが考えるメタルにおける理想のキーボード、シンセ・サウンドとはどのようなものであるべきでしょうか？

それは俺には難しい質問だな、Viliに聞くべきだね。でもViliはとても分かりやすリードやソロのサウンドを持っているよ。

－今回、めでたく日本でリリースされることになりましたが、日本でリリースされることについてコメントをお願いします。

とても興奮しているよ！あとは、日本でライヴができるといいなとも思っているんだ。

－本国やそれ以外のヨーロッパやアメリカではどちらのレーベルからリリースされているのでしょうか？

Redhouse FMPがフィンランド、Drakkarがヨーロッパ。僕たちのアルバムはまだアメリカではリリースされていないよ。知名度はあがっているけどね。

－フィンランドにあなた方のようなバンドがフィットするようなシーンは存在するのでしょうか？またフィンランド産でおススメのバンドがいましたら教えてください。

そうだな。たぶん俺たちはちょっとアウトサイダーだと思う。フィンランドの音楽シーンにおいてはね。でも一緒にライヴをやる仲のいいバンドはたくさんいるよ。うーん、あんまり最近のフィンランド音楽は聴いてないんだけど、STAM1NAというバンドがおすすめだね。彼らはフィンランド語で歌う、とても面白いメタル・バンドなんだ。あとは、メタルじゃないんだけど僕のお気に入りのバンドなんだけど、もしアコースティックが好きだったらおススメしたいバンドなんだけど、MEADOW ISLANDっていうんだ。