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INTERVIEW

SMASH MOUTH

2012.08.09UPDATE

2012年08月号掲載

SMASH MOUTH

Member:Steve Harwell (Vo)

Interviewer:ムラオカ Translator : Yuga

-まずはあなたがたに一言言わせてください!"お帰りなさい!!"

ありがとう。でも、僕たちはどこにも行ってなかったと考えたいかな。確かに前のアルバムを出してからしばらく経ってしまったけど 、ノン・ストップでツアーはしていたんだ。

-2006年に『Summer Girl』をリリースしてから、今に至るまでのメンバー・チェンジなどのバンド内の状況を詳しく教えてもらえますか?Greg Campが2009年に一度復帰しましたが、また2011年に再度脱退しましたね。その点についても詳しく教えてください。

バンドは 順調に活動しているよ。ツアー三昧だったんだ。米軍支援のためにイラク、グアム、グアンタナモ湾、アフガニスタンなどでも演奏する機会に恵まれたよ。ホント素晴らしい経験だったね。Gregついてなんだけど、彼は曲制作に対して情熱を失ってしまったんだ。僕たちは新しいアルバムをどうしても作りたかったんだけど、今まではGregがバンドのメインのソングライターだったから、その彼が情熱をなくしてしまったことで、グループに新しい風を吹き込む必要があると感じたんだ。これは、ここ数年のSMASH MOUTHの決断の中で一番重要なものであったと言わなければいけないね。

-『Magic』リリースおめでとうございます。アルバムが完成しての今の気持ちを教えてください。

ものすごく興奮しているよ。個人的にもすべての曲が大好きで、世界中でリリースされるのが待ちきれないんだ。

-アルバム・タイトルには深い意味がありそうですが、実際この"Magic"にはどういった意味が込められているのでしょうか?

最初のシングルも"Magic"という名前なんだ。このアルバムのために最後に書いた曲のひとつでね。制作のプロセスを振り返ってみて、すごく特別な経験を、ある意味でマジカルな経験をしたと感じているよ。だからタイトルとして使うのが相応しいと考えたんだ。

-オリジナル・アルバムのリリースが6年も空いてしまったのはなぜでしょうか?

主な理由は、バンドの中でクリエイティブ面での相違があったことと、さっきも言ったようにメンバー・チェンジが必要だったことに時間をとられたんだ。その間はノン・ストップでツアーをしていたけどね。

-6年ぶりの作品ですが、いい意味で変わらないSMASH MOUTHでいてくれて嬉しかったです。やはりファンの期待に応えたいという気持ちはありましたか?

もちろん。僕たちは長いこと、ファンのみんなから新しい曲を聴きたいと聞いていたし、僕たちも届けてあげたいと思っていたんだ。今作は待った甲斐のあるものになっているはずだよ。みんなも同じように思ってくれるといいんだけど。

-あなた方の作る曲は基本的に聴いていて、"HAPPY"や"FUN"になる曲ばかりですね。自分たちの作る音楽はみんなに"HAPPY"や"FUN"になってもらいたいというようなポリシーがあるのでしょうか?

ある意味でそうだね。僕たちは、そういった"Fun In The Sun"アプローチが好きなんだ。たまにより深い意味を持つトラックでそのアプローチから離れたりもするけど、ほとんどの場合は音楽は良い"楽しさ"を届けるという意味でのエンターテイメントであるべきだと考えているんだ。

-「Magic」「Flippin' Out」の2曲でJ-Dashというラッパーが参加していますが、彼はどういった繋がりでこのアルバムに参加したのでしょうか?

僕たちのプロデューサーがJ-Dashのソロ・プロジェクトの件で一緒に仕事をしていて、彼にちょっと参加してもらったら面白いんじゃないかって考えたんだ。彼はすごくイイヤツで、彼の音楽も大好きだよ。だから参加してくれて嬉しいよ。