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INTERVIEW

UNLEASHED

2012.04.11UPDATE

2012年04月号掲載

UNLEASHED

Member:Johnny Hedlund(Vo&Ba)

Interviewer:米沢 彰 Translator : Yuga

-11枚目となるニュー・アルバム『Odalheim』のリリースおめでとうございます。89年の結成から20年以上経過し、あらためて新作をリリースする今のお気持ちを教えて下さい。

とても良い気持ちだよ、ありがとう!今は俺たちの勇士たちからアルバムの感想を待っているだけだよ。

-数日ではありますが、海外に先駆けて日本でのリリースとなりましたが、日本で先行してリリースされることについてはどのように思われますか?

とても良いと思うよ!日本のメタル・ヘッドたちがこの新作についてどう思うか気になるな。とりあえずエキサイティングだよ!

-今作でもブラストビート満載ですが、Andersの安定したドラムを中心にしたグルーヴィなサウンドで、どのトラックも落ち着いて聴こえるのが不思議に感じられます。全体のグルーヴ感やまとまりを出す上でレコーディング時に何か工夫したり意識している事はありますか?

ありがとう。いつでもより強いアルバムを作ろうとしているんだ。それにもちろんだけど、ストーリー・ラインに沿った曲作りを心がけている。1989年の結成以来ずっとブラストビートを使っているけれど、今回は以前よりも速い曲をたくさんやっていると思う。そこまで意識してやったわけでもないけれどね。でも、俺たちはこのアルバム制作の最初には、最初から最後までとても激しいものにしたいと当初から言っていたのは確かだよ。

-UNLEASHEDのサウンドはオーソドックスなスウェディッシュ・デス・メタルですが、あまり派手なことや奇をてらったりせずに王道を極めようとしているように感じられますがご自身ではバンドのサウンドについてどのように意識されているのでしょうか?

君がその言葉通りの意味で言っているなら、そうだね。俺たちはヴァイキング・デス・メタルをやっていて、それを始めた最初のバンドだった。スウェディッシュ・デス・メタルのルーツを持ったサウンドを保つことはとても大切なんだ、例えブラック・メタルなんかの小さな影響が見え隠れするようになったってね。ルーツは変わらないんだ。

-今作のタイトル、『Odalheim』はヴァイキングが創り上げた新世界の名称ということですが、今作の世界観について、簡単に教えて頂けますでしょうか?

Odalheimは終末の日を生き抜いたミズガルズの勇士たちが、ヴァイキング文化を次の新しい世界(Odalheim)でも引き継いでいく話なんだ。彼らはキリストという、宗教的また政治的に優勢な勢力に反抗して戦っているんだけど、最初の戦いに負けてしまう。そしてキリストとの長期戦に勝つ唯一の手段は、世界中の軍隊を集めて最後の1人になるまで戦うしかないと気付いたんだ。そこがストーリーの始まりだよ。

-ラストは「The Great Battle Of Odalheim」で締めくくられますが、最後にOdalheimはどうなってしまうのでしょうか?

ハハ・・・だめだよ、次のアルバムまで待ってくれ!

-ガット・ギターやアコースティック・ギター、SEを冒頭に使用したトラックが多く、どのトラックも世界観を丁寧に組み上げている印象を受けました。トラックの冒頭部分の作り込みはどういった意図を持って決めていったのでしょうか?

たぶんFredrik (Gt)は特にこのアルバムで様々なことを結合していきたかったんだじゃないかな。このアルバムは11曲のストーリー・ラインでできているからね。何も話の筋がない普通のアルバムと比較して、このアルバムは全ての曲がそれぞれの曲と繋がるよう組み上げられているからね。 あと、ありがとう……俺もこの世界観と曲が良く合って、いい雰囲気を出していると思うよ。それぞれの曲が、話の中で何が起こるかを考えさせるよね。たぶんそれが、Fredrikがこのギター・ラインを書いたときに考えていてやりたいと思っていたことだと思うよ。

-曲順もトラック・タイトルも非常に密接に関連していることが伺えますが、アルバムを制作するにあたっては、どういった手順で進められているのでしょうか?

そう、関連しているよ。約2年の制作プロセスがあるんだ。俺たちは新しい曲を常に作っていて、それをお互いに送り合ってアイデアを交換している。それを1年半くらい続けたあとスタジオ入りして、いろいろなことを詳細まで分析したり、どの曲が十分良くてどこを直すべきかなどを相談してプレ・レコーディングを行う。そしてその数ヶ月後にやっと本当の制作が始まるんだよ。このアルバムは11曲のストーリー・ラインにそった曲たちだから、曲順がきっちり決まっているんだ。アルバムのレイアウトには曲にまつわるテキストがあって、それがストーリー・ラインになっているんだよ。

-前作から繋がってきている物語だと思うのですが、かなり先まで構想を持ってこれまで制作に臨まれているのでしょうか?

その通りだよ。君がそれを分かってくれているなんて嬉しいな。 この手のテーマは長いこと扱っていて、過去の様々な出来事が未来につながっているんだ。『Odalheim』は実は7年ほど扱い続けているけれど終わりのない本なんだよ。だから代わりに小さなチャプターをアルバムごとに表しているんだよ。どのくらい続くか分からないけれど、まだ続くだろうね。