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INTERVIEW

ASCENSION

2012.04.09UPDATE

2012年04月号掲載

ASCENSION

Member:Ricki Carnie (Vo) Stuart Docherty (Gt) Fraser Edwards (Gt) Nick Blake (Ba) Dick Gilchrist (Dr)

Interviewer:米沢 彰 Translator: Yuga

-Andyはこれまでにかなりの数のプロデュースを行っていますが、多くの作品を手がけてきたことを感じさせるようなエピソードはありましたか?

F:うん、彼は音楽的キャリアでここまで成し遂げた人物として、とても謙虚なんだ。最初に彼に会った時俺たちは、アルバムを作ろうとしているただの若い5人の男で、1秒1秒にとても興奮していて楽しんでいたんだよ。彼はたぶんすぐに俺たちは若くてクレイジーなロック・スターだと気付いて、夜飲みに行っている時にずっと俺たちがしていたアホなことの話を彼にし続けていたんだ。たぶんそれが彼に若い頃のことを思い出させたんだと思うんだけど、彼もいろいろな話をしてくれたよ。最初は俺たちのことを不信に思っていたと思うんだけど、最後にはみんなにハグをしてくれてすごく感動的だった。彼とは常に連絡をとっているし、また会いたいなと思っているんだ!

-今作でSPIRITUAL BEASTからのワールド・ワイド・リリースとのことですが、どういった経緯で決まったのでしょうか?

F:SPIRITUAL BEASTのTakuroからメールをもらってね。彼は日本でのライセンス契約についての話をしていたんだけど、彼らは一番のレーベルだとすぐに判断したんだ。とても献身的で、ハイレベルなプロフェッショナル・チームと働けることにすごく興奮しているんだ。ヨーロッパやイギリスのレーベルからオファーをいくつかもらったけれど、SPIRITUAL BEASTはその中でも最高の条件をオファーしてくれたし、それに日本でトップ・プロモーションを受けられると思うとすごくワクワクしているんだよ、それは俺たちにとってすごく重要なことだったんだ。

S:Takuroは俺たちのデモEPを聴いたことがあったみたいで、その後アルバムを聴いた後に連絡をくれたんだ。彼らは自分たちの扱った音楽を本当に愛しているプロフェッショナルで献身的な人々だと感じたんだよ。彼らは俺たちが自分の音楽に対して持っているような感情を持っていると分かったんだ。だから一緒に仕事をしたら素晴らしいパートナーになれると思ったんだよ!

-過去のトラックからの影響だけでなく、それらの影響を自己流にアレンジしてASCENSIONのオリジナリティとしているように感じられますが、逆に今、ASCENSIONが意識している同世代、若手のバンドがいたら教えて下さい。

F:常に新しい音楽をチェックすることは大切なことだよ。最近ではAMARANTHEが最高のバンドだと思う。ここ数年彼らとはとても仲良くしているけれど、彼らの音楽はとてもオリジナルでフレッシュで、すごくエキサイティングだし、俺がいつも作ってきた音楽にも似ているんだ。正直言って俺はそんなにたくさんの若手バンドを意識して聴いていないと思う。チャートに出てくる曲から新しいアプローチのアイデアをもらうことはあるけどね。俺がバンドをmp3プレーヤーに迎え入れることはごく稀で、アルバムよりもシングルの方が多いかな。みんなの一番ベストな部分が欲しいんだよ!

S:Fraserが言ったけど、AMARANTHEは新しいバンドとしてすごく良い曲を書いているよね!あと俺は最近ではGALNERYUSやDRAGONLANDという、常に素晴らしいアルバムを書き続けているバンドを聴いているよ!

-リリース後のASCENSIONの予定を教えて下さい。

F:もっと音楽を作ることだよ!俺たちは既に2つ目のアルバムを作り始めていて、かなりの大作になる予定だよ!あとはたくさんツアーをして、日本にも来たいと思っているよ。

S:俺たちはいつも忙しくしているから今もう2ndアルバムを書き始めているんだ。基本的には、たくさんの公演をしたいと思っているよ。近いうちに予定をたててこのアルバムのサポート・ツアーを行うんだ。もちろん日本に行って、日本のメタル・ファンたちにたくさんのショウをしたいと考えているよ!