MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

LIFE ON REPEAT

2012.03.08UPDATE

2012年03月号掲載

LIFE ON REPEAT

Member:Pat Purves (Vo)

Interviewer:MAY-E

-アメリカはメリーランド州出身だそうですね。バンド結成に至るまでの経緯を教えてください。地元にはどんなロック・シーンが根付いていますか?

LIFE ON REPEATとして集まるまでは、みんな地元で別のバンドでプレイしてたんだ。何回かのメンバー・チェンジもあったけど数年前にLIFE ON REPEATとして活動するようになった。俺はサウス・キャロライナが地元なんだ。俺が前にいたバンドでLIFE ON REPEATの前身バンドと地元で共演したのが知り合ったきっかけだったんだ。前任ヴォーカルが脱退したと聞いて、一緒に新曲を作ってみた結果、メリーランドに引っ越して本気でバンドをやることにしたんだ。その後にLIFE ON REPEATというバンド名に変えて活動し始めてからはメンバー・チェンジもないよ。残念ながら地元にシーンと呼べるほどのものはないんだけど、俺たちにできる限りの事はするさ。

-09年のデビューEP『As I Grew』をきっかけに、老舗レーベルEqual Visionと契約を果たしましたね。現在の環境はいかがですか?

俺たちはEqual Visionが大好きなんだ。俺たちがしたいと思う事をいつもサポートしてくれるし本当に感謝してるよ。

-Equal Visionの先輩バンドの中にもあなた方に影響を与えたバンドがいると思うのですが、そのバンドを挙げるとするならば誰でしょう?

Equal Visionの全バンド本当に最高で独特だと思うよ!個人的にはSAVES THE DAY、CIRCA SURVIVE、COHEED AND CAMBRIA、SAY ANYTHING、CLOSURE IN MOSCOW、WE CAME AS ROMANS、BANE、EISLEYなどほぼ全てのバンドから影響を受けているよ。

-デビュー・アルバム『Struggle + Sleep』の日本リリースおめでとうございます。バンド結成時から日本での活動も視野に入れていましたか?

俺たちの目標は常に次のレベルを目指して挑戦する事なんだ。俺たちのCDが国境を越えてリリースされることにとても興奮している。後は日本でライヴができれば完璧だね。

-本国では既にリリースされていますが、ファンからのリアクションはいかがでしょうか。

聴いてくれた人はみんな凄く気に入ってくれている。俺たちはファンにサポートされていて感無量さ。俺たちの音楽を最高だと思ってくれる人がいることが俺たちにとって一番幸せなことさ。俺たちの次の目標は世界中の人に俺たちの音楽を届けることだな。

-リード・トラック「Struggle + Sleep」のようにヘヴィな曲に注目が集まりそうですが、バラード曲「Without You Here」の仕上がりもまた秀逸です。ソング・ライティングは誰が中心に行い、どのようなプロセスで制作が進められているのですか?

曲はみんなの意見を平等に取り入れて書いてるよ。ギターのAndrew Baylis とZach King、そしてドラムのDavid Walkerが曲の骨組みは作るんだ。基本的には曲が出来てから俺がメロディと歌詞を書いてるよ。俺たちが変わっているのはドラムから作ることかな。普通とは逆だと思うんだけど、俺たちはこの手法が得意なんだ。

-ブレイクダウン・パートなどライヴで盛り上がりそうな仕掛けも取り入れているし、プログレッシヴだったりエモーショナルだったりと、様々なアプローチのあるアルバムですが、具体的にどのようなサウンドを目指していましたか?

俺たちは自分たちでも楽しめる曲を作りたかったんだ。俺たちの独特の音楽をね。ヘヴィ・ロックのカテゴリーかもしれないけどメタルではない……。要するに一番へヴィなロック・バンドを目指しているんだ。ヴォーカル的にはそこに少しポップな要素も入れたいと思っている。

-サウンド、ヴォーカル共に特にこだわった点はどこでしょうか?

ギターのクリーン・パートで色々なギターを試したことかな。最終的にはフェンダーのストラトを何曲かで使ったんだけど、想像以上に最高のサウンドになったよ。ヴォーカルに関しては、上手に歌ったり、ピッチを気にするというよりは、個性と感情を込めることに集中したんだ。

-プロデューサーのTaylor Larsonは今作『Struggle + Sleep』にどのように貢献してくれましたか?

Taylorは創造性に富んだ凄いプロデューサーだよ。彼は俺たちの曲を受け止めて、それを更に良くしてくれる。彼自身も数年前まではバンドをしていたから、俺たちが求めているものもすぐに理解してくれて、スムーズにことが進められたよ。