INTERVIEW
fade
2011.04.08UPDATE
2011年04月号掲載
Member:Jon(Vo) rui(Dr)
Interviewer:ムラオカ
-プロデューサーに初となる外部のプロデューサーとして岡野ハジメ氏を起用しましたね?岡野氏を起用したのはなぜですか?
Rui:今までオレ個人、日本のプロデューサーと仕事したことはあったけど、どれも納得がいきませんでした。感覚が違う、というかなんというか。だから、岡野さんを起用してみたらどうか、って事務所から提案があった時、正直かなり抵抗がありました。それで、まずカバー曲でお互い試してみよう、って事になって、作業に入ったら、かなり楽しい作業になったので、じゃあアルバムも一緒に作ろう、って事になりました。岡野さんが居てくれた事によって、俺等の世界が広がった感じがするし、自分たちだけだったら絶対にやらないような事も抵抗なくできました。作業中は、いかに岡野さんをノらせる事ができるか、ってずっと思いながらやってました(笑)。あの人はプロデューサーである前に、本当に音楽が好きなんだな、って感じましたし、岡野さんをベンチマークにして色々な判断ができました。第三者が、しかも信頼できる人がいると、こんなに楽なんだ、って感じましたね。それまでは全部オレがやってたんで、客観的に見れなくなってしまう所がどうしてもあったんですけど、岡野さんが居る事によって、そこは彼に任せて、違うところにもっと集中できました。 fadeのエモーションだったりライヴ感だったりそういう所もうまく表現できたと思います。
-メンバー皆さんそれぞれイメージ・チェンジをしてビジュアルが変わりしましたね?
ビジュアル・コンセプトがあれば教えてください。
Rui:コンセプトと言えるかわからないですけど、とにかく今回はメンバーそれぞれの個性をもっと出したい、という所から話が始まりました。俺等は別にメタル・バンドでもないし、オルタナでもないし、ジャンル分けすると良く分からないバンドかもしれないですけど、それが強みにもなると思ってるので、ビジュアルも、日本にありがちな、今のモダンロック・シーンのビジュアルとは違うものにしたかったんですよ。だってそういう似たようなアー写を30枚並べても、どれが誰だか俺は分からないと思って。それよりはぱっと見て、あっfadeだよね、って言われるようになりたいんで。
-『デッドマン・ワンダーランド』のオープニング主題歌アーティストに決定しましたね?決定した経緯を教えてください。
Rui:アニメの制作チームがアーティストを探してる時に、ある人が俺等を推薦してくれたんですよ。そうしたら反応が良かったみたいで、正直かなりびっくりしました(笑)。で、アニメの制作陣と逢った時に、かなりのこだわりを感じたんですよ。そういうチームだから俺等を良いって言ってくれたんだろうなって。やっぱり、こだわって物を作るって本当に大事だなって思いました。
-最後に激ロック・ファンにメッセージをお願いします。
Jon&rui:今回本当に良い作品ができたと思います。今だからできたアルバムだって本当に思います。リスナーの皆がこのアルバムを通して何かを感じてくれると良いなぁと思ってます。俺等の“今の全てが詰まってる作品になってると思うので。 We’ve really enjoyed making this record. Hope you guys enjoy the album!!