INTERVIEW
D.R.U.G.S.
2011.04.11UPDATE
2011年04月号掲載
Member:Nick Martin(Gt)
Interviewer:ムラオカ Translator : NANAKO!
-まず初めに聞きたいのですが、D.R.U.G.S.はパーマネントなバンドなのでしょうか?それともプロジェクト的なものなのでしょうか?
勿論、永久不滅のバンドだよ。メンバー皆が110%の力を捧げているよ。
-D.R.U.G.S.を立ち上げることになったきっかけを教えてください。
俺ら皆が、前に所属していたバンドやプロジェクトを経ていくつかのタイプに達したんだ。
Craig Owensは全く新しいバンドを始動させたくて、時間はかかったけど確実に今のメンバー全員の人生をカチっとまとめ上げたのさ。1年以上を費やしたけど最終的には全員が最高のチャンスに恵まれたって思っているよ。
-他の4人のメンバーとはどうやって知り合ったのでしょうか?また彼らを誘うことになった経緯を教えてください。
既に前のバンドをやっていた時点で互いによく知っていたし、何人かは本当に友好が深かったんだ。このバンドの加入条件は、素晴らしい経歴の持ち主で、且つ地に足が着いていて謙虚さも兼ね備えている人物であることだったんだ。
結成する際に接触を試みたミュージシャン皆が凄腕だったのは事実なんだけど、何を重要視したかっていうとこのバンドに対してどれだけ適した姿勢を兼ね備えていたかって点なんだ。
-メンバーはD.R.U.G.S.と並行してSTORY OF THE YEAR、FROM FIRST TO LASTやMATCHBOOK ROMANCEでの活動も行っているのでしょうか?また行っているとすると、D.R.U.G.S.の活動が大きく制約を受けてしまうのではないでしょうか?
Adam Russellは未だに、D.R.U.G.S.だけでなくSTORY OF THE YEAR でも活躍しているよ。でもD.R.U.G.S.は彼が現在、主に力を注いでいるバンドだよ。他のSOTYのメンバーもほかのバンドで活躍しているし、どれも皆素晴らしいよ!だから他にバンドがあるからといって影響を及ぼすことはないね。
-DESTROY REBUILD UNTIL GOD SHOWS(訳してD.R.U.G.S.)とは非常にインパクトが強く、深い意味を感じさせるネーミングですね。このバンド名にした理由を教えてください。
D.R.U.G.S.っていう名前には凄く力強く、そして良くも悪くも感情的なものを意図しているネーミングなんだ。一度D.R.U.G.S.というバンド名を聞いてたら、すぐには忘れることのないようなものになっているだろ。もちろんインパクトだけでなくちゃんと深く根付いた意味や背景を持たせたかったということもあるよ。だからこのバンドを意味付けるに相応しい頭文字を生み出したんだ。“D”は俺らが過去に持っていたものや関係をぶち壊し、“R”はそこから新たな仲間で新たなバンドを結成する。そして“UGS”はこのバンドを通して俺らが頂点に君臨したいって意味さ。ちゃんと意味があるからこそ、そこに全力を注げるし、ある意味俺らがどこまで行きたいかっていう目標とか宣言みたいなものだよ。
-プロデューサーにはJohn Feldmanを起用しましたが、彼との作業はスムーズにいきましたか?
John との仕事は正に夢が叶った瞬間だったよ。彼は作曲に関して本当に熟知しているしピカイチの存在さ。意思がかなり強いから、レコーディングを凄く計画的に突き進めてくれたよ。レコーディングはスムーズだったけど、ぶつかり合いがなかったっていう訳じゃない。だからこんなに素晴らしい作品ができたんだよ。
-三章に分かれたトレーラーを拝見しましたがまさに秀逸なホラー映画を見ているようですね。このアイディアはあなたの発案ですか?
あれはChris Marrsっていう素晴らしい映像監督とCraigによる作品なんだ。彼らは様々な構成やアイディアを生み出すのに必死になってたよ。素晴らしい作品になったと思うし、俺らのバンドや音楽そのものをよく表現できてると思う。
-トレーラーに続く1st PV「If You Think This Song Is About You, It Probably Is」も中々に衝撃的ですね。このPVの評判はいかがですか?
あれは多くのファンが賞賛してくれた作品だよ。強烈な作品にしたかった。バンドとして俺らは可能な限り限界に押し進めたいし、平凡なことはしたくない。それがよく伝わっていると思うよ。
-「If You Think This Song Is About You, It Probably Is」は非常にアグレッシヴなトラックでメロディも非常に素晴らしいですね。この曲はD.R.U.G.S.を知らしめるに相応しいリードトラックですね?
そうだね。DRUGSと世に知らしめるには完璧な楽曲だと思うよ。でも皆はどう思ってるかな?
この短い楽曲には可能な限りたくさんのアップダウンがあるんだ。この数分の間に感情のジェットコースターの如く過激に変化する要素が詰め込まれているんだ。これを作るには全然時間がかからなかったし、俺のお気に入りの楽曲のひとつさ。