INTERVIEW
THE CHARIOT
2011.03.04UPDATE
2011年03月号掲載
Member:Josh(Vo)
Interviewer:道明 利友
-スタジオ・アルバムは今作で通算4作目になりますが、その過去の作品と比較して、今回の『Long Live』で変化した点、また成長したと感じる点はありますか?
このアルバムは以前のアルバムよりかなりレベルアップしているよ。以前は曲を書いたり、考えたりする時間がたっぷりある中で出来たものだったけど、今度はもっと内から出てくるものを素直に表現したリアルなアルバムになっているんだ。
-今回のアルバムのプロデュースは、他にはUNDEROATHやMYCHILDREN MYBRIDEなども手がけているMatt Goldman氏が手がけています。THE CHARIOTの作品とは縁が深いMatt氏ですが、今回の彼との共同作業はいかがでしたか?
彼は今までの作品全てをやってくれたし、これから先の作品もずっとやってくれると思うよ。彼との共同作業は本当に最高さ。俺たちとまったく同じ考え方だし、同じところを見てくれているからね。
-3曲目の「Calvin Makenzie」は、途中に入ってくるポップス調のSEが遊び心を感じさせたりするのが印象的です。攻撃的なサウンドの中にそのようなアイデアを盛り込んだ理由や、そのアイデアはどなたからの発案だったのかをぜひ教えて下さい。
俺たちは曲のどこかに俺たちの地元のアトランタ、ジョージアを紹介したかった。それでこのアレンジを思いついたんだ。
-4曲目の「The City」は、エンディングのコーラスはライヴでメンバーとファンが一体になって大合唱をしているシーンがイメージできて、このアルバムの中でも個人的に特に好きな1曲です。そんな強烈なインパクトのあるこの曲はどんな過程を経て完成したのか、制作のことを振り返っていただけたら幸いです。
この曲は俺たちもライヴでやるお気に入りの曲さ。俺たちはオーディエンスを巻き込むのが大好きなんだ。毎回そうなることを祈ってライヴをするんだけど、だいたいそうなるよ(笑)。
-5曲目の「Andy Sundwall」など、アグレッシヴさやスピード感の中にもフックを効かせた演奏がTHE CHARIOTの楽曲では強い印象を与えてくれます。また、7曲目の「David De La Hoz」はピアノの音色が叙情的な雰囲気をかもし出していたりするのが非常に興味深かったです。このような意外なサウンド・アプローチやテクニカルな側面を激しさの中に取り込んでいるのは、皆さんの中ではこだわりだったりするのでしょうか?
俺たちは飽き性だから、すぐにテンポ・チェンジしちゃうんだよね。色んな事をしたくなってしまうんだよ。
-そして、今作のリリースに伴うワールド・ツアーと、その一環として待望のジャパン・ツアーも開催されます。そのワールド・ツアーへの意気込みと、日本で皆さんを待っているファンへ向けてメッセージをお願いします!
日本に行くのが本当に楽しみだよ。何年も行きたいと思ってきたのが、ようやく叶うんだからね。だから一人でも多くの人に日本で会えると嬉しいな。本当にたくさんの人に出会いたいよ。ありがとう!