MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

CINDER ROAD

2011.02.22UPDATE

CINDER ROAD

Member:Michael A. Ruocco(Vo&Gt)

Interviewer:ムラオカ

-非常にハード・スケジュールのようですが、日本は楽しめていますか?

これまで6、7回来てるけど今回が一番だよ!

-移動は新幹線だったと思いますが、富士山は見えましたか?

今回は見えなかったけど、これまで米軍キャンプのために来日してプレイしたことが何度かあったんだけど、富士の麓の米軍基地でライヴしたときにはバッチリ見えたよ。富士山は美しいからタトゥーを彫りたいと思ってるぐらいさ。

-今回のジャパン・ツアーが終了後も、横須賀と横田基地でライヴを行うようですが、米軍とのコネクションを持っているのでしょうか?

米軍でライヴをすると渡航費が米軍持ちになるんだ。契約前の駆け出しの時代はグアムとか韓国とかヨーロッパ、日本などブレイクするのが難しいといわれる国々でのチャンスを逃さないようにと話を受けたんだ。

-プロモーションの一環ということですね?

その通りだよ。

-すでに東京、名古屋公演が終了しましたが、日本でのライヴはいかがですか?

米軍でのライヴっていってみたらプライベート・コンサートみたいなものだけど、今回初のチケットを発売してのパブリック・コンサートを実現することが出来て本当に感激したし楽しかったよ。PLUNGE、それにその前のSR-71時代からずっと応援してくれてる日本のファンのために演奏できたっていうのは、特に凄く感激したよ。

-観客からのレスポンスには満足していますか?

ああ、とっても満足しているよ。CDもたくさん売れたし、明日、日本でのラスト・ライヴが大阪であるんだけど、今からもう待ちきれないよ。みんなが呼んでくれる限りは何度でも日本に来たいと思っているよ。SUMMER SONICみたいな夏のフェスにも参加したいね。

-赤坂のライヴではアルバムにゲスト・ミュージシャンとして参加していた元SIAM SHADEのDAITA(Gt)さんとの共演が実現しましたが、彼と共演してみていかがでしたか?

一緒に共演できて本当に嬉しかったよ。DAITAとはハリウッドで初めて会ったんだけど、それ以来友情を温めあってきたんだけど、本当に彼は凄く才能のあるギタリストだよね。だから2ndアルバムを出すということが決まった時に、ギターで参加してくれないかとお願いしてみたんだ。その後に、SIAM SHADEトリビュートの話が上がって、一曲歌ってくれないかって言われたんだ。そうやって俺たちはお互い応援しあうという良い関係を保ってるんだ。今回、本当は三公演ともDAITAにプレイして欲しかったんだけど、彼も現在ツアー中だから、東京のブリッツのライヴだけ飛び入り参加という方法で出演してもらったんだ。今後CINDER ROADとして全米ツアーがあったらぜひ彼にもアメリカに来てゲスト・ギタリストとしてプレイして欲しいと思ってるよ。

-プレイ・スタイルとしてはCINDER ROADとDAITAさんとはガッチリはまるものではないと思うのですが、あえて異なるプレイ・スタイルの彼と一緒にプレイすることで刺激になることはありますか?

確かにその通りだね。彼のスタイルはどちらかというと80年代的スタイルだよね。俺達が子供の頃聴いて育ったようなスタイルだから、今回一緒にコラボレーションするにあたって、非常に刺激的だったよ。DAITAも僕らも同じようなアーティストを好んで聴いてきたっていうバック・グラウンドがあるからこういう形で実現したんだろうね。

-ORIANTIと一緒にジャパン・ツアーをしていますが、彼女と一緒に回るのは初めてですか?

そうだね。

-できれば次に来日するときは単独公演だといいですね。

もちろん単独公演もぜひやりたいと思ってるよ。でもいつでもどこでもどんな形でも日本のファンのためにプレイできるなら例えオープニング・アクトでもサマー・フェスでもどんな形にせよ来たいと思ってるよ。自分としてはもっと日本でファン・ベースを築き上げたいと思ってるんだ。日本ではロック・ミュージックって大きいマーケットだからもっともっと成功したいと思ってるよ。

-最終目標は世界でNO.1のロック・バンドになることとおっしゃっていましたが、世界中に無数にバンドがいる中で、目標として“世界でNO.1のロック・バンドになる”ということを表に出して言うのは難しいと思うのですが、あえてそれを公に言うのはなぜでしょうか?

DEF LEPPARD でもAEROSMITHでもBON JOVIでも言えることだけど、彼らの長いキャリアの中で、ロック・シーンが彼らだけを注目するっていう、つまりトップに立つっていう時期がそれぞれのバンドにあったと思うんだよね。アーティストとしての人生を歩んでいくに当たって、たった一瞬でもいいからCINDER ROADとして、それを体験してみたいっていう強い思いがあるんだ。例え世界一が難しくて日本一でも、やっぱりトップに立ちたいって気持ちは誰よりも強く持っていると思う。