MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

BUILT ON SECRETS

2010.12.09UPDATE

2010年12月号掲載

BUILT ON SECRETS

Member:Eli Menzes(Vo&Gt)

Interviewer:ムラオカ

-はじめまして。激ロックといいます。
マガジン、WEBサイト(gekirock.com)、モバイルサイトで掲載されるインタビューになります。

やぁ、インタビューしてくれてありがとう!俺はギター&ヴォーカルを担当しているEli。バンドのスポークスマン的な立場の俺が質問に答えさせてもらうよ。

-前身バンドであったFINAL BULLETとはどのようなバンドだったのでしょうか?

えーっと。FINAL BULLETに関してはあんまり答えたくないんだ。封印している感じでね、ごめん。

-BUILT ON SECRETS というバンド名はどのような意味を込めて付けたのでしょうか?

あまり深い意味はないよ。SEARCH THE CITYっていうバンドのアルバムを聴いたときに、アルバムの中で最も気に入った曲のタイトルからバンド名を拝借しただけなんだ。響きもいいし、SEARCH THE CITYは大好きなバンドだし。

-地元はメルボルンとのことですが、メルボルンにはどのような音楽シーンが存在するのでしょうか?

多くの才能豊かなバンドが活躍しているシーンだよ。オーストラリアはそれほど大きな国ではないし人口だって少ないから、アメリカやヨーロッパと比べるとシーンの規模としては小さいかもしれないけど、シーンの熱さは凄いと思う。物凄く誇りに出来るシーンだし、俺たちがキッズに受け入れてもらえているのは物凄く光栄だと思う。

-日本のレーベルから『Reflections』が発売となりますが、今の気持ちを教えてください。

素直に嬉しい。その一言に尽きるね。俺たちはまだ一枚しか作品をリリースしていないのに、その作品で海外デビューが出来るなんて、いまだに信じられない気分にもなるんだ。

-非常にクオリティの高いアルバムですね。エモーショナルかつダイナミックな作品で非常に気に入っています。あなた自身はこの作品をどのように評価していますか?

ありがとう!凄く満足しているけど、100%とは言えない。だって完全に満足する作品なんて誰にも作れないだろう?多分、メンバー全員が100%満足する作品なんて絶対作れないと思うんだ。でも、レコーディングをした当時に俺たちがやりたかったことを最大限やりつくした内容だから、仕上がりには凄く満足している。

-日本盤ボーナス・トラックに収録されているプロモ盤の曲よりも本編の方が若干ハードな曲が増えていると感じたのですが、その点は意識しましたか?

曲作りをした時に強く意識したことは特に無いかなー。意図したわけではなくて、自然な流れで昔よりヘヴィな内容になったんだと思う。プロモ盤の頃とはメンバーの嗜好も変わっているしね。

-アルバム制作で最も力を入れた点を教えてください。

間違いなくヴォーカル・パートだね。プリプロの時から力を入れすぎて、本番のレコーディングの時に声が潰れちゃってて、3ヶ月後にヴォーカル・パートを別に録りなおしたぐらい力を入れたんだ。当然楽器パートにも全力を尽くしたけど、ヴォーカルはパーフェクトに仕上げたかったから凄く力を注いだよ。

-「Oh,Akira」というタイトルの曲がありますが、これはアニメのアキラからインスパイアされたものでしょうか?どのような歌詞なのでしょうか?

この質問絶対聞かれると思ってた(笑)。実は、歌詞の内容と全く関係ないタイトルの曲を作りたいと思ったことがあって、ちょうどそのタイミングで作った曲がこれなんだ、曲名に意味はまるでないよ、正直言うと、なんでこんなタイトルにしたのかすらはっきり覚えてない(笑)で、このAKIRAはアニメのAKIRAじゃなくて、ドラゴンボール作者の鳥山 明先生の名前から取ったもの。俺たちあの漫画が大好きでさ。

-初期SAOSINやA SKYLIT DRIVE、SECRET AND WHISPERなどを感じさせる透き通ったヴォーカルがあなたがたの特徴の一つだと思いますが彼らと比較されることはありませんか。

しょっちゅうだよ!俺たちとしては全然悪い気はしていない。彼らは素晴しいバンドだし、みんな素晴しいヴォーカリストだしさ。

-尊敬するヴォーカリストはいますか?

ヴォーカルのLukeは幅広いジャンルの音楽を聴くやつで、COPELANDみたいなメロウな音楽も好きだし、グロウルしまくってるハードコア・バンドも大好きみたいだけど、彼が尊敬するヴォーカリストね・・・誰だろう?ちょっと待ってね。(確認している模様)えーっと、CIRCA SURVIVEのAnthony GreenやCOPELANDのAaron Marsh、それとCARTELのWill Pughを特にリスペクトしているみたいだね。俺個人は、オリジナルなスタイルを持つシンガーは全員リスペクトしているよ。