INTERVIEW
ROSALINE
2010.06.07UPDATE
2010年06月号掲載
Member:Ricky Bakosh(Vo)
Interviewer:MAY-E
-Madisonは、本作『A Constant North』の制作並びにバンド活動自体を一時休止させてまでEMAROSAのツアーに参加していた時期があったそうですね。まず、EMAROSA加入までの経緯は?
かなり昔からMadisonとEMAROSAは仲が良かったんだ。Madisonが素晴らしいミュージシャンでクリエイティブに溢れているってことを彼らが認識したんだよ。EMAROSAのキーボディストでマネージャーのJordanが突然電話してきて、夏のツアーに一緒に来ないかって誘ってきたんだ。彼はEMAROSAの新譜のソングライティングもMadisonに手伝ってもらいたかったみたいでね。Madisonは承諾して、何ヶ月かEMAROSAに没頭することにしたんだよ。3ヶ月間、EMAROSAとSKY EATS AIRPLANEと一緒にツアーしてから、シカゴに帰ってきてROSALINEを再始動したんだ。
-熱狂的なファンが多いEMAROSAですが、EMAROSAでの活動はROSALINEにどのような影響を与えたと言えますか?
EMAROSAと俺たちはとても仲がいいから、お互い影響を与え合っているんだ。EMAROSAの1stアルバムに「Utah」っていう曲が収録されているんだけど、『A CONSTANT NORTH』では「The New Utah」っていう曲を書いた。まぁ内輪ジョークみたいなものだね!いつか他のバンドが「Newer Utah」とか「Newest Utah」なんて曲を書いてくれたらいいよね。多くのバンドの中で、ハードコアの王朝はユタっていうのが生き続けたら最高だね。
-ROSALINEが活動休止の中、Madison以外のメンバーはどのような活動をしていたのですか?バンドへのモチベーションをどのように保っていたのでしょうか?
みんなちょっとしたバケーションを取っていたよ。演奏して練習してファンと話してっていうのを続けていた。皆いつだってネットワークを広げてプロモーションしていたんだ。成果は上々だよ。
-その間、活動再開を願うファンも多くいたことでしょう。地元のファンからの『A Constant North』へのリアクションは如何ですか?
リアクションは控えめでありつつ、とても大きなものだったよ。みんな長いこと待ち望んでいたリリースだったから、興奮してたね。ROSALINEがthe Metroのヘッドライナーになって、『A Constant North』のリリース後にツアーしたんだ。
-2007年にSTANDBY RECORDSとサインするも、その後はEULOGY RECORDINGSへ移籍していますね。EULOGY RECORDINGSのサポートは如何ですか?
俺たちにとってEULOGY RECORDINGSはいつだって素晴らしいレーベルだよ。俺たちのことを本当に信じてくれている。それってかけがえのないことなんだ。JonとJCがショウを運営しているんだけど、バンドのために本当に頑張ってくれるんだよ。アンダーグラウンドの音楽ファンはEULOGY RECORDINGSに注目していてくれよ。
-『A Constant North』の日本リリースおめでとうございます。日本にどのような印象を持っていますか?
日本でのリリースにはとても興味があったし、嬉しいよ。本当にありがとう。他の国のファンと同様、日本のファンにもアルバムを楽しんでもらいたいね。ラウドでハードでファスト!ステレオでも車の中でもヘッドフォンでも、大音量にして聞いてみて。ROSALINEは誠実さと剥き出しの感情に溢れてるから、聴いたら力強さを感じるはず。
日本の印象は、エキサイティングで素晴らしい国ってこと。日本のロック・ファンは新しい音楽を愛しているって聞いたよ。俺達は今までになかったものを携えてやってきたよ。
-日本のロック・ファンに向けてメッセージをお願いします。
僕たちを信用して欲しい。アメリカの全てのバンドは、太平洋を越えて日本に行けることを夢見ているんだ!僕たちは日本のシーンに登場できたことをとても感謝しているし、とてつもなく興奮しているんだ。日本の皆のためにも来日して、ライヴが出来ることをとても楽しみにしている。地理的にも文化的にも、自分達自身を広げていくことに喜びを感じているよ。日本にいる全てのロック・ファンを思い切り楽しませたいんだ。自分の好みを拡大し続けて、もうすぐリリースされるROSALINEの最新作を楽しみに待っていてね!