INTERVIEW
PLACEBO
2009.07.01UPDATE
Member:Brian Molko(Vo&Gt)Stefan Olsdal(Ba)Steve Forrest(Dr)
─アルバムを通じて感じてほしいことは?
Stefan:まずは純粋にアルバムを楽しんでほしい。そこから、ボクらがこめた意味とかを見いだしてくれたら、うれしいな。
Steve:オレはPLACEBOに憧れて、いつか一緒に音楽を作りたいと願って、ここまでたどり着いたんだ。これを聴いた人も、自分と同じような夢を持ってくれたら。つまり、将来音楽をやってみたい、という思いを持ってくれたら最高だね。
B:夢や希望は、決して他人から与えられるものではない。自分の手で勝ち取っていくもの。また人生や世界には、闘う価値のある何かがあるはずなんだ。それを信じ続ける限り、未来は必ず明るい。アルバムを通じて、そんな気持ちを持ってほしいんだ。
─さて、8月にはSUMMER SONIC09への出演が決定しました。これが9年振りの来日となりますが、前回の来日と今回の来日を比べて、バンドに一番変わったと思われる点があれば教えてください。
B:一番大きな変化は、キャリアにおいて初めて、自分達を信じてくれるレコード・レーベルがついてくれているということ。これまでは大企業のメジャー・レーベルと契約していて、ずっと放置されていたんだ。まるで僕らなんか存在しないみたいにね。だから僕達が日本にずっと戻れなかったのはそのせいで、レコード会社がプロモーションしたがらなかったから誰もこのバンドを知らなくて、それで呼ばれなかったわけだけど。今は僕達を信じてくれるレコード会社がついてくれているから、すごくワクワクしてるし、やる気も満々だし、また日本に行って一生懸命ライヴをやる心構えができてるんだ。僕達に興味を持ってくれる、できる限り多くの人達の前でね。自分達を信じてくれる人と仕事ができるっていうのはかなり大きな違いで、今はその実感があるんだよ。