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INTERVIEW

NOTIMEFOR

2009.06.08UPDATE

NOTIMEFOR

Member:Alvin Mojetta(Ba&Vo)

Interviewer:MAY-E

-あなた方の出身地であるイタリア・ミラノからは、あまりロックというイメージが湧きませんが、どのようなロック・コミュニティがあるのでしょうか?また、バンド活動のしやすい土地ですか?

ミラノにはたくさんのバンドがいるけど、ロック・コミュニティという意味では確かにあまり大きなシーンじゃないかもね。でも90年代には巨大なハードコア・シーンがあったんだ。バンド活動という点では、クールなライヴハウスがたくさんあるからやりやすい場所だとは思うよ。

-デビュー・アルバム『Dress Up To Get Down』を聴かせて頂きました。強力なメロディをはじめ、デビュー作とは思えない素晴らしいアルバムだと思いました。アルバムを完成させたあなた方の今のお気持ちは?

メンバーみんなすごく満足している。ポップ・サウンドとロック・サウンドをうまくミックスすることができたと思っているよ。アルバムが完成した今、あとはできるだけたくさんの人に聴いてもらって、いろいろな場所でライヴしたいね。今はツアーの最中で、ちょうどオーストリアでのショウが終わって今は地元に戻ってきたんだけど、来週はまたフランスでショウがあるんだ。ツアーに出ていられるのはすごく幸せなことだよね。

-基本的にはキャッチーでポップなサウンドですが、ブレイクダウン・パートやスクリーミング・ヴォーカルなど様々な要素が絡み合って出来ていますね。メンバー皆さんのバックグラウンドを教えて下さい。

メンバーみんなそれぞれいろいろなバンドやジャンルの音楽を聴いてるよ。ポップ、ハードコア、インディ・ロック、ラップ、デスメタル、ディスコ・ミュージックまで、みんな本当にさまざまだね。

-NOTIMEFOR以前にも音楽活動をしていたのですか?ソングライティングはいつ頃からはじめたのでしょうか。

俺は以前パンク・ロック・バンドでプレイしていて、ギターのLudoはスクリーモ・バンドでプレイしていたんだ。今回のアルバムに収録されている曲はほとんど2008年の夏頃に書き始めたものだよ。それから10月にレコーディングを始めて、今年の2月頃にすべて完成したんだ。

-ソングライティングにはメンバー全員が携わっているのでしょうか?曲作りのプロセスを教えて下さい。

普段は誰か一人がメインのメロディを考えてきて、そこからみんなで曲に仕上げていく。そうして出来上がった曲のデモを家やスタジオでレコーディングするんだ。夏は冷たいビールを前にしてギターを弾いているといいメロディが思いつくよ(笑)

-まだ歌詞の全てに目を通していないのですが、あなた方と同世代の若手バンドはパーソナルなことを歌うバンドが多いですね。あなた方の楽曲のテーマとなるのも、やはり恋愛やガールフレンドのことが多いんでしょうか?

俺たちもパーソナルなことについて歌うことが多いね。まだ若いし、そうすると自分たちの人生について歌ってみたくなるもんだろ(笑)?恋愛についても歌詞の中では大きなテーマのひとつだけど、曲によって取り上げ方はバラバラだね。

-アルバム・タイトルにもなっているリード曲「Dress Up To Get Down」の解説をお願いします。

この曲はパーティーで女の子に一目惚れすることについて歌ったハッピーな曲さ。ビーチ・パーティーですごくかわいい女の子がダンスしているのを見かけて、最終的に彼女にキスをする、そんなシーンを想像してみたらわかりやすいかも。それからタイトルもいろいろな意味に取れる言葉遊びにもなっているんだ。

-メンバーの中にキーボード・プレイヤーはおりませんが、レコーディングでシンセサイザーをプレイしたのはメンバーのどなたですか?また、ライヴではどうしているんでしょうか。

レコーディングの時はプロデューサーがシンセ・パートをすべてプレイしたよ。でもメンバーにキーボードを入れようと考えたことは今までないんだ。ライヴではコンピューターやipodを使っている。それが俺たちのシンセ・メンバーだね!

-オリジナルの楽曲はもちろん素晴らしいですが、MADONNAの「Into The Groove」のカヴァーもクールですね。この曲をカヴァーするに至った経緯を教えて下さい。

カヴァーをやろうっていう話になったとき、みんな一致でMADONNAの曲をカヴァーしたいってことになったんだ。なんたって彼女はポップス界のクイーンだからね。どの曲も素晴らしいものばかりだし、俺たちが幼い頃からチャートを賑わせているようなアーティストだからね。「Into The Groove」もすごく古い曲だけどみんな大好きな曲だったんだ。実はSONIC YOUTHも「Into The Groovy」っていうタイトルで同じ曲のカヴァーをしているよ。