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INTERVIEW

IN CASE OF FIRE

2009.06.04UPDATE

IN CASE OF FIRE

Member:Colin Robinson(Dr)

Interviewer:ムラオカ

-BULLET FOR MY VALENTINEやFUNERAL FOR A FRIENDなどを抱えるUK最大のロウ・パワー・マネージメントによるレーベル「Search And Destroy Records」を含む「ZOMBA LABEL」からのデビューということで各所で相当注目されていると思いますが、実際にUKではいかがでしょうか?

今のところUKでの俺らの状況はとてもいいよ。アルバムがリリースされたばかりで、今UKでヘッドライン・ツアーをやってる。その後は色んな夏フェスにも出演する。忙しいけど凄く良い状況だね。

-またそのことによるプレッシャーはありませんか?

それはないよ。俺らはブレイクする前の下積みが長くてやっと少し功績が残せたし、アルバムもリリースできてやっと俺らの音楽に対する正当な評価が得られるようになったと思うから、何よりも報われたって感じてる方が強いかな。

-アイルランドの出身だそうですが、アイルランドのロック・バンドと言えば必ずU2が誰もの頭に浮かぶと思いますが、彼らからの影響はありますか?

U2からの影響はないかな。それよりMUSE、THE MARS VOLTA、REFUSEDなんかの影響が強いよ。

-アイルランドのロック・シーンはどのような感じなのでしょうか?

今の北アイルランドのロック・シーンはとても健全だよ。去年、THE ANSWER、FIGHTING WITH WIREや俺らのようなバンドがブレイクして、アルバムをリリースした。これが北アイルランドに注目を集める唯一の方法なんだ。地元にはいいバンドが山ほどいて次のステップを踏む準備万端の状態なんだ。UKのレコード業界もこれをわかってると思うよ。

-アイルランドで結成し、そこからUKなどにも活動の場を広げていったのでしょうか? いつ頃からUKなどでもライヴをやるように活動の場を広げていったのでしょうか?

俺たちの拠点は北アイルランドだけど、マネージメントがロンドンにあるんだ。だからライヴやツアーがあるときにはひとっ飛びする。バンドの結成初期のころから俺たちは出来る限りUKでライヴをしようとしてきた。成功するにはそうするのが一番だって知ってたからね。

-ZOMBAとの契約にいたった経緯を教えてください。

時期多数のメジャー・レーベルからオファーを受けて、色んな話し合いの場をもったよ。最終的にZOMBAから一番いい契約内容でオファーが来たんだけど、それより重要だったのは、何よりも俺たちの活動と成長に興味を持ってくれたから。だから契約したんだ。

-アルバムのリリース前からかなり多くのフェスやビック・アーティストとの競演を繰り返してきていますが、感銘を受けたアーティストはいますか?

去年のオキシジェン・フェスティバルでRAGE AGAINST THE MACHINEのZack De La Rochaが目の前を歩いていったのが一番驚いたかな。みんな話すのをやめて彼が通り過ぎていくのを眺めていたよ。

-またビックなフェスなどを回ってきて、印象的な出来事がありましたら教えてください。

去年フェスに参加できたのは本当に楽しかった。大好きなバンドがたくさん見れるし、運がよければ話すことも出来るわけだし。俺らにとって一番良かったのは俺たちの音楽を聴いたことのない人たちの前でICOFとは何なのか見せれたことかな。

-2008年のMTV2の視聴者による「スパンキング・ニュー」コンペティションを勝ち抜いたそうですが、ここまであなたがたがリスナーの支持を集めている理由はなんだと思いますか?

どうやって勝ったのか実はあんまりわからないんだ。そのときはレコード契約もしてなかったし経歴もゼロに近かったしね。3,4人の熱烈なファンが定期的に投票してくれてたのかも。でも勝てたのはすごくいいことだね。それでUKで火がつき始めたんだから。

-あなたがたのサウンドは最近流行のデスコアだったりスクリーモといった偏ったヘヴィ・ミュージックではなく、久々の本格派のロックを掻き鳴らしているバンドだと感じましたが自分たちではそういった意識は持っていますか?

流行に関するその見識は正しいね。近頃は後追いの音楽ばっかりだし意味のないバンドが多いよ。俺たちは何かを代弁する存在になりたいし、キッズやファンたちにポジティヴなメッセージを送りたい。それが一番重要なことなんだ。誠実なバンドでありたいし、人が俺たちのことを語るときは俺たちの音楽だけを評価してくれるような生き方をしたい。