INTERVIEW
ANOTHER DAMN DISAPPOINTMENT
2009.05.18UPDATE
Member:Welch(Gt)
Interviewer:ムラオカ
-まずは日本デビューおめでとうございます。今の気持ちを教えてください。
日本でのリリースを凄く楽しみにしているよ!日本のようにアメリカから遠い国でも、ファンのみんなにADDの音楽に触れてもらえるのは感無量だよ。
-日本というと、どういうイメージを持っていますか?
俺たちのアルバムがPowerslave Recordsからリリースされることが発表される前から、たくさんの日本のファンが俺たちのアルバムをネットで買ってくれてたから、日本はパンクロックに熱い国だなって印象を持っていたよ。日本のキッズは、俺たちがやっているようなストレートでハードな音が好きなんじゃないかな。
-バンド結成から8年経ちますが、結成から今に至るまでを教えてください。
俺たちは、ヴォーカリストのJosh ThompsonとベーシストのCasey Marsulloが高校生のとき、パンクのライヴに行くことから始まったんだ。そのころは、パンクロックは、アメリカでは人気で、俺たちはいつもパンクのライヴを見て楽しんでたんだ。そのうち、見に行っているだけじゃなくて、自分たちでパンク・バンドをやろうって決めたんですぐにギタリストのRoss Standleyを見つけ、ドラマーのJohnをみつけ、1999年にバンドを結成して、沢山のライヴをしたよ。そして2001年に俺たちの最初のアルバム『Quarter Life Crisis』をリリースしたんだ。これは、100%自分たちで作ったアルバムだったんだけど、口コミでどんどん広がっていって、俺たちは、サクラメントで有名なライヴハウスの「The boardwalk」をソールドアウトするまでになったんだ。
俺たちのライヴって、クレイジーなライヴとして有名で、モッシュ、ステージダイヴ、クラウド・サーフィンが激しく起こり、会場がハードなパーティーになるんだ。俺たちは、サクラメントでのVOLCOMのバンド・コンテストで優勝し、ロスの決勝戦まで進んだんだ。それもあってセカンド・アルバム「Hooligan」は、2004年にVOLCOM ENTERTAINMENTからリリースすることになったんだよ。そして2005年には、米国最大のロックツアー、ワープドツアーに参加し何ヶ月も全国をツアーしていたよ。
そしてワープドツアー後も沢山のライヴをやってその後、初代のドラマー、Johnがバンドを去り、新しいドラマーのWesが加入したんだ。彼は、数年間、俺たちとライヴをして、そんな中、新しいギタリスト、Aaron Welchが入り、ADDは、より深く、ヘヴィな音になっていったね。そうそうAaronは、ボーカルのハーモニーもやってるよ。
その頃はPENNYWISE、GUTTERMOUTH、AUTHORITY ZEROなんかともよくライヴをしてたよ。
そしてサード・アルバムの『Relentless』なんだけど、完成までに時間がかかったんだけど、それは、GUTTERMOUTHのScott Sheldonをプロデューサーに迎えたんだけど、彼がロスとサクラメントの遠距離を行ったりきたりしなければなかったからなんだ。このアルバムは、VOLCOMからのリリースではなくて、ロスのパンク・ロック・レーベルのFelony Recordsからリリースしたんだ。このころにWesは、バンドを去り、新しいメンバー、Carl Changがドラマーとして入ってきたんだ。彼はサクラメントでは伝説的なドラマーで、彼のような素晴らしいドラムを叩けるやつはいなかったね。この最新のラインナップがADDにとって、もっと強力なチーム構成だよ。
-日本では『Relentless』は5/20にリリースされるのですが、アメリカでは1/30にリリースされていますね?アメリカでの評判はいかがですか?
アメリカで『Relentless』の評判は凄くいいよ。俺たちは、メジャー・レーベルからのリリースじゃないから、ファースト・アルバムと同じようにDIYで作り上げたんだ。ワープドツアーでADDのファンになったキッズからは『Relentless』を是非聴きたいという熱いメッセージをたくさんもらったり、地元のサクラメントでもみんながADDをサポートしてくれて、ラジオ局でOAされたり、ネットでは、世界各国のキッズがCDを購入してくれてるよ。
-また今作はあなたがたにとって3枚目のオリジナル・アルバムだと思うのですが、過去2作品にはない最も成長したと思う点を教えてください。
『Relentless』は、ADDとしての更なるアップグレード・バージョンだといえるよ。サウンド的には、更にヘヴィにそしてダークになってて、より成熟したサウンドと言えるよ。だけど俺たちは意図的にそうしたんじゃなくて、自然の流れでそうなったんだ。WesとAaronアロンが新しく加入し、よりへヴィで、複雑なサウンドになったんだ。『Relentless』収録時のメンバーのうち2名は、過去の2枚のアルバムの制作時にはメンバーではなかったから『Relentless』は、自然と違ったアルバムとなったよ。