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INTERVIEW

MADINA LAKE

2009.04.20UPDATE

MADINA LAKE

Member:Nathan Leone(vocals)Matthew Leone(bass, vocals)Daniel Trelli(drums)

Interviewer:MAY-E


-なるほど。PUNKSPRING09への出演も決定しましたが、新曲はプレイする予定ですか?

M:うん。2、3曲くらいはやる予定だよ!

-SUMMERSONIC07でのショーも素晴らしかったので、PUNKSPRING09でのショーも楽しみにしています。

M:どうもありがとう!楽しみにしていてね。

-最後に、アートワークについて聞かせてください。前作とはタッチが違いますが、とても素敵な絵ですね。

N:うん。これはVictor Lindenという、アメリカではそこそこ有名なイラストレーターが描いてくれたんだ。だけど、この絵については、お金は全く発生していないんだよ。というのも、この絵を描いてもらう時に、僕らと彼との間にある取り決めをしたんだ。それは、彼が無償で絵を描く代わりに、彼のためだけに曲を作ることだったんだ。
D:そう。頭に思い浮かんでいる曲があるからそれをちゃんとした曲にしてくれ、ってね。彼はミュージシャンではないんだけれど、歌詞があって、ピアノで弾いたメロディもあって、それをテープに収めたものを僕らに渡してくれたんだ。だけど、それは悲惨なものだった(笑)
一同:笑
D:もう、どこから手をつけたらいいのか分からないような状態のものだったけど、でもやらなきゃいけないから、なんとかそれをMADINA LAKE風のロックソングに仕上げたよ。出来あがったものを彼に聴いてもらったら、彼はとても気に入ってくれたけどね。
M:この絵は、僕らの曲のデモをまず彼に聴いてもらって、彼のイマジネーションを広げてもらって描いてもらったものなんだ。だから、お金のやり取りはないんだけど、クリエイティヴなものに対して、クリエイティヴなもので返すというやり方だったんだよね。

-へぇ、とてもロマンティックなエピソードですね。

N:うん、そうなんだ!僕らがLindenを知ったきっかけは、僕がハイスクール時代の元彼女と話をしていた時だよ。彼女と美術の話をしていたら、彼女がLindenの名前を上げたんだよ。彼女が、2万ドルでLindenの絵を買ったって言うんだよ!そこで彼女に、Lindenに連絡を取ってみたらって勧められて、断られてもいいやと思って諦め半分で彼にメールを送ってみた。そしたら奇跡的にメールが返ってきたんだよね。それが、この話の始まりさ。

-そうなんですか。それは彼女もびっくりしたでしょうね。

N:ハハハ(笑)うん、彼女も驚いていたよ(笑)

-これがきっかで復縁したりとか。

一同:爆笑
N:それもいいかも!(笑)

-Matthewがいつか出す予定の書籍にも合いそうなアートワークですよね。

M:そうなだよね。この絵は物語を忠実に表した絵でもあるから、とても重要なものなんだよ。きっと、本にも入れると思うよ。

-この絵は、どういった場面なんでしょうか。女の子が踊っているようにも見えますが。

N:ハハハ(笑)これはね、着地した瞬間を表している。この女の子はね、もともとは宇宙に存在していた精神生命体なんだ。彼女は、自分の魂が分からなくて、ある日、修行のために地上に降り立って、人生の苦労や幸福を体験する旅に出るんだ。これは、彼女が宇宙から地上に降り立った瞬間を表しているんだ。でね、このロボットが持っている風船は「良心」。このロボットはね、人間なんだよ。こんな風に、人間がロボットのように見えるのは、人間が良心を忘れてしまっているからなんだ。彼女が、この風船、つまり「良心」をロボットにあげることによって、人間に「良心」が戻る、というシーンなんだよ。