INTERVIEW
ALOHA FROM HELL
2009.04.16UPDATE
Member:Vivi(Vo)/Feli(Dr)/Moo(Gt)/Andy(Gt)/Max(Ba)
Interviewer:ムラオカ
-ドイツのバイエルン州のアシャッフェンブルグ出身とのことですが、どのような土地なのでしょうか?
Andy:フランクフルトから電車で40分くらいのところにある中くらいの大きさの都市。音楽シーンがめちゃくちゃ盛り上がっているわけではないけど、美しい街だよ。
-Viviはカラテ暦5年と聞きましたが、カラテを通して日本についてもご存知なのではないでしょうか?
Vivi:日本文化には興味があるので、これからもっと知りたいって思ってる。でも「こんにちは」と「さよなら」は覚えたわ。
-Vivi含めみなさんは日本食は食べたことがありますか?
Vivi:ええ。日本に行ったらぜひ本場のお寿司が食べてみたいわ。
-ドイツの超人気ティーン雑誌“BRAVO”が主宰するバンド・コンテストで見事優勝したとのことですが、このコンテストについて詳しく教えてください。
Vivi:BRAVOはドイツのティーンなら誰もが読む、教科書よりも重要って言われるくらいの人気雑誌なの。
この雑誌が主催するコンテストがあって、バンドを組んでいた私たちは、これに出てみようよということになったの。どんどん勝ち進んで、ファイナルでは何万人もの観衆の前で演奏したのよ。もちろん、初めての経験だったし、このコンテストで優勝したことでプロになる決意を固めた。私たちにのっては、とても重要な出来事だったわ。
-Andy(g)はWHITE SNAKE、TOTO、PINK FLOYD、Moo(g)はJUDAS PRIEST、IRON MAIDENをフェイバリット・アーティストに挙げていますが、あなたがたの親が聴いていた世代のバンドばかりですが、親からの影響もあるのでしょうか?
Andy:もちろん!特に僕らの両親は大の音楽好きで両親が聴いてた音楽を聴いて僕らは育ったんだ。幼少期を思い出すし、過去の傑作を知れて幸せだよ。
-Max(ba)はMr.Bigをフェイバリットにあげていますが、最近彼らがオリジナル・メンバーで復活してどんな気分でしょうか?Mr.Bigのどんなところが好きですか?
Max:彼らの再結成はとてもうれしいね!いつかドイツに来てくれたらライヴに行ってみたいな。彼らは音楽的技術がすごく高いしキャラもとてもかっこいいよね!この先も彼らの活動は続いていくと思うよ。
-Feli (ds)はA7Xなど以外にもTHE SORROWをフェイバリットにあげていますが、なかなかセンスのあるセレクトですね?アンダーグラウンドのメタルコアやハードコアバンドをかなり聴いているのですか?
Feli:もちろん。A7Xは素晴らしいバンドだし、全員すごいミュージシャンなんだ。僕は彼らの音楽が大好きさ。THE SORROW、オーストリアのメタル・コアだね。3年前くらいから知ってて超好きなんだ。彼らのニュー・アルバム、『Origin Of The Storm』はドイツのチャートで56位に入ったんだ。すごいことだよ。
-ドイツ出身バンドということですとHELLOWEENやRAMMSTEINなどが有名だと思うのですが、ジャーマン・メタルのバンドを聴いたりしますか?
Feli:RAMMSTEINもHELLOWEENも聴くよ。でもTHE SCOOPIONSやACCEPTのようなドイツのハードロックやメタル・バンドもたくさん聴くんだ。ちっちゃいころから聴いてるんだ。父が教えてくれたんだよ。
- 「Fear of Tomorrow」、「Wake Me Up」の作曲はALOHA FROM HELL名義ですが、次作ではメンバーのメタル・ハードロック嗜好がもっと色濃く反映されてくるのではないのでしょうか?
Moo:全ての曲に嗜好を反映させていくと思うよ。それがわかりやすいときもあるだろうし、影響を受けた音楽が反映されているときもある。でもViviのおかげで曲に「ポップさ」がもたらされるんだ。だからミクスチャーになるのかな!
-大学に進学しながらバンドを続けるのか、バンド1本で活動していくのでしょうか?
Moo:僕は今実習中でそれを最後まで終わらせたいんだ。あと一年残ってるんだけどとても順調に行ってるよ。その後はバンド活動に集中すると思う。
-ViviはPARAMORE、Evanescenceをフェイバリットに挙げていますが、あなたと同じ女性ボーカリストのいるバンドですね?やはり同じ女性ボーカリストがいるバンドには親近感を持ちますか?またViviが目標とするボーカリストを教えてください。
Vivi:私がいちばん最初に見たロック・バンドはドイツのDIE HAPPYというバンドで、Marta Jandovaという女性がヴォーカルをやっているの。好きなバンドはたくさんいるけれど、今も昔も私のヒロインはMartaよ。