INTERVIEW
36 CRAZYFISTS
2008.05.24UPDATE
Member:Brock Lindow(Vo)
Interviewer:ムラオカ
?特に一曲目のThe All Night LightsはAS I LAY DYINGをも髣髴とさせるアルバムの始まりにピッタリなアグレッシヴな仕上がりですね?
B:そうだね、これはかなりヘヴィーなナンバーだし、最近書いた曲の中では速い方だと思ったな。この曲をライヴでやるのはかなり気落ちイイよ!
-2ndアルバムから今に至るまであなたがたの作品はSCREAMOにもHARDCOREにもNU METALにも、どの特定のジャンルにも当てはまらないオリジナリティ性の高いサウンドですね。言い方を変えるとどのシーンにも属していない感じがするのですがあなた方自身、一緒にツアーするのにしっくりくるバンドをいくつかあげてくれますか?
B:まぁ言ってしまえば、どんなバンドとでもしっくりくるよ。ツアーして友達作る事が大好きだし、音楽的に俺達に似てるか似てないかは、あんまカンケーないんだよね。一緒にツアーしたバンドで生涯の友もできたりしてるしね。
-私個人の意見としては、ドイツのWATERDOWNとあなたがたのサウンドに共通性を感じるのですが、WATERDOWNは耳にしたことはありますか?
B:いや、知らないな。ちょっとチェックしてみるよ。
-あなたがたの特徴の1つにボーカルであるBrockの独特なメロディ展開、特有の歌い回しがあげられると思います。この独特なメロディ展開、歌い回しが36 CRAZYFISTSの大きな武器の1つなのではないでしょうか?
B:とにかくそう言ってくれてありがとう、とだけ言っておくよ。
-日本盤のみボーナストラックが一曲収録されるということですがSATCHELのカバーということですがSATCHELというとPEARL JAMのストーンゴッサードが絡んでいたバンドだと思うのですが、正直日本ではほとんど認知されていないバンドです。アメリカでは結構知られているのでしょうか?またこの曲をセレクトした理由を教えてください。
B:SATCHELはアメリカでもそんなに認知されてなかったと思うけど、俺達は大好きで、もう彼らのバンドとしての音が聴けなくなったのが残念ではあるね。ヴォーカルのShaun Smithは最高のヴォーカリストだ。ライオネル・リッチーみたいにソウルフルでさ。そんな彼らのカヴァーをやるなんて、思い切った事をしたと思ってるよ。彼らのツラ汚しになってなきゃいいけど。
-WALLS OF JERICHO、TWELVE TRIBESのメンバーがゲスト出演しているそうですが、彼らとは古くから付き合いがあるのですか?
B:両バンドとも、もう長年の付き合いで、今までに何度もツアーを一緒にしてきたんだ。ゲスト出演してくれたAdamとCandaceには感謝しきれないよ。
-ROADRUNNER RECORDSからFERRET MUSICに移籍した経緯を教えてください。
B:ROADRUNNERにいた頃はしんどかったよ。ROADRUNNERからは円満に離れて、今FERRET MUSICにいる事は本当に嬉しいよ。
-SKINLABと仲が良いと聞きましたが、彼らは今どのような活動をしているのでしょうか?4月末にニューアルバムをリリースするといううわさを聞いたのですが本当ですか?
B:そう、今アルバムの曲を書いてるところだよ。'LABの奴らはすげえ好きだよ、再結成して、奴ら流のベイエリア・ビート・ダウンを聴くのが待ち遠しいよ!!
-We Gave It HellのPVがそろそろ完成した頃だと思うのですが、満足のいく仕上がり具合ですか?PV撮影時のショッキングな出来事がありましたら教えてください。
B:撮影2日間ともマイナス30度だったんだよね。PVは最高の仕上がりなんだけど、悲しい事に、PVに登場するスノーモービルのプロのライダーの一人が撮影の数日後、雪崩に巻き込まれて命を落としちゃったんだ。
-実はあなたがたの故郷アラスカは私たち日本からはアメリカ50州の中で最も近い州なんですよ。ぜひツアーやフェスにここ日本にもいらしてくださいね。
B:ああ、いつの日か日本へ行って是非プレイしたいよ!マジで行きたいよ。
-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
B:みんな、本当にどうもありがとう。いつか君達の国に行けたら、ファンのみんなとハイ・ファイヴだぜ!