Reported by MAY-E
LOUD PARK09二日目のオープニングを飾るのは激ロックでも既に大人気のバンド、DEAD BY APRILだ。午前11時というかなり早い時間帯にも関わらず、会場は八割方埋まっている。
生のライヴであっても、スクリーミング・ヴォーカルと美エモーショナルなメロディ・パートとのコントラストがとにかく絶妙だ。30SECONDS TO MARSなどと同じくスクリーモではないのにスクリーモのファンを中心に浸透しているバンドだが、黒のタイトな衣装にモヒカンなんていうヴィジュアルしかり、90年代ラウドロックとメタルコアが融合したようなスタイルで、スクリーモ・バンドらとは明らかに一線を画するバンドであると改めて感じる。
「日本に来ることが出来て、夢が叶ったよ。信じられない気分だ!」とMCで素直に語っていたのは微笑ましかった(一見コワモテですが、とても優しいお兄さん方です)。
DEAD BY APRILの持ち味である、激しくもドラマティックな音作りがステージでも最大限に発揮されており、演奏にも安定感があって、思わず食い入るように見てしまった。
フロントマンのPontus Hjelm ( G & Vo )はああ見えて極度の上がり症だそうで、プロジェクトとしてスタートさせたDEAD BY APRILでライヴをすることを一切念頭に置いてなかったそうだ。だが周りのスタッフに必死に説得されて、ようやくステージに上がる決心がついたというが・・・確かにこれはライヴをやらなくては勿体ない!心からそう思える素晴らしいショーだった。
SET LIST | |
1 | Trapped |
2 | Angels Of Clarity |
3 | Promise Me |
4 | In My Arms |
5 | Erased |
6 | Losing You |
Copyright © 2007 激ロック. All Rights Reserved.
Reproduction in whole or in part without written permission is strictly forbidden.