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INTERVIEW

CYNTIA

2016.12.09UPDATE

2016年12月号掲載

CYNTIA

メンバー:SAKI(Vo) AYANO(Key/Cho)

インタビュアー:荒金 良介

-CYNTIAはもともとハード・ロック、メタルから始まったバンドですよね。それは自然な流れだったんですか?

AYANO:LIV MOONさんのMV撮影でYUIさん(Gt/Cho)と前任ドラムが呼ばれたことがあって、他の人はタレントさんだったけど、そのふたりだけが楽器を弾けたんですよ。それで、"それなら女の子だけを集めてバンドを組んだらどうか?"という企画が持ち上がって。

SAKI:私はヴォーカルのオーディションを受けたときに一度落ちたんですよ(笑)。ロックは意識して聴いてこなくて、オリコン1位から20位までをとりあえず聴くような人だったんです。でも、それから人生初のボイトレに通ったり、SHOW-YAに出会って、女性のハード・ロックはかっこいいと思うようになったりして。再びオーディションを受けて、メンバーになることができました。

-CYNTIAのオフィシャル・サイトに掲載されているみなさんのフェイバリット・アーティストも、ガチなので驚きました。

AYANO:ハハハ。みんな多少ズレはあるけど、そのぶん情報共有できるから刺激的ですね。私はDREAM THEATERとかのプログレ・メタルが好きで、YUIさんはジャパメタが好きで、AZUちゃん(Ba/Cho)は70年代のロックが好きで、SAKIちゃんは日本のポップスに詳しいので、いろいろ教えてもらいました。

SAKI:私はみんなからロックの教育を受けて、中学生のころみたいにCDを借りてました。

AYANO:私がこのバンドに惹かれたのは、"歌える激しめのロック"というコンセプトがあったからなんですよ。メロディ・ラインがしっかりしているキャッチーな音楽は好きで。JOURNEY、DEF LEPPARDも好きだし、THE DARKNESSも聴きますね。まぁ、もともと音楽を始めたきっかけがMARILYN MANSONですからね。

-SAKIさんが音楽を始めたきっかけは?

SAKI:母親が演歌、歌謡曲、ジャズとかいろんな音楽が好きで、家でずっと流れていたんですよ。だから、私の歌い方は歌謡曲っぽいのかなと。中高生のころは椎名林檎さんにどっぷりハマッてました。

-ロックの入り口はSHOW-YA?

SAKI:そうですね。ガールズ・バンドはかわいいものというイメージがあったけど、SHOW-YAの映像を観たときに"かっこいい!"と思って。今でも第一線を走っているし、憧れの存在ですね。

-SAKIさんのヴォーカルは、いい意味でメタルにルーツがないところが魅力なのかなと。

SAKI:CYNTIAのオーディションを受けたときに歌ったのが、偶然にもSHOW-YAさんの「限界LOVERS」(1989年リリースの8thシングル表題曲)だったんですけど、無理矢理(SHOW-YAに)寄せたら自分らしさがなくなると言われたから、それからは何も考えずに歌ってます。このジャンルだけど、こう歌わなきゃいけないという決まりはないと思っていて。

-今は自分の持ち味を発揮できると。そして、日比谷野外大音楽堂で毎年開催されているSHOW-YA企画のロック・フェス"NAONのYAON"には2013年、2014年、2016年と出演してますよね?

SAKI:自分のかっこいいと思う人が目の前にいるし、野音だし、とにかく呼ばれたからには全力でやろうと。そのときのライヴはほんとに一瞬で終わった感じです。1回目は雰囲気に呑まれてしまったので、2回目はその反省を活かして、周りをすっごく見たんですよ。そしたら今度は空気を読みすぎちゃって(笑)。今年も出たんですけど、今までの中で一番いいライヴができたと思います。

AYANO:私は"ミュージシャンはどうあるべきか"みたいなところで勉強になりましたね。

-これまでのバンド活動の中でターニング・ポイントになった出来事は?

SAKI:メンバー・チェンジですね。ファースト・ライヴでメンバーが抜けて、バンドを作ったふたりのうちのひとりも抜けたので、それは大きかったです。

AYANO:1年9ヶ月前に行ったワンマン・ツアー(※[CYNTIA LIVE TOUR 2015 "PRETTY WOMAN"])のファイナル公演を最後に前任ドラムが去ったので、それから時間の使い方、音楽に対する考え方は変わりました。毎年アルバムを出して、今まではガーッと走ってきたけど、"じゃあ、自分たちは何をやる?"という話になったときに、"次はこういう音楽にしましょう"と誰も言い出さなかったんですよ。それならやりたいことが見つかるまで、曲を作っているYUI、AZU、私の3人でとにかくデモを出し合おうと。

-そういう作り方は初めてですか?

AYANO:初めてです。女性らしさを出そうと思ったのが『WOMAN』(2015年リリースの4thアルバム)で、CYNTIAが持ってるハードさを前面に出したのが『Limit Break』(2014年リリースの3rdアルバム)だったけど、それとはまったく違う作り方でした。