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INTERVIEW

SHACHI

2016.10.06UPDATE

2016年10月号掲載

SHACHI

メンバー:HIDETA(Ba/Vo) JIYOUNG(Dr/Cho) TAKE(Gt/Vo)

インタビュアー:荒金 良介

-2016年にSHACHIの新作が聴けるなんて夢のようです。音源を聴きながら、涙が出てきましたよ。

HIDETA:......そんな個人的な感想を言ってもいいんですか?

一同:はははは(笑)。

HIDETA:そう言ってもらえて嬉しいです。

TAKE:インタビューを受けるのは久々なので、普通に緊張してます。

JIYOUNG:僕も2年前はSHACHIでドラムを叩くなんて思ってもみなかったですからね(※JIYOUNG は2015年1月の活動再開時に加入)。

-SHACHIは2010年12月23日の解散ライヴ(※渋谷CLUB QUATTROにて開催した"ENDING ROLL")で一度幕引きしました。今作の話の前に、そのへんからうかがってもいいですか?

HIDETA:解散ライヴは今までやったライヴの中で一番楽しかったです。これ以上ないところまで自分を持っていったからなのか、満たされたというか。

-当時は1年前に解散宣言して、それからラスト・ライヴへと向かいましたよね?

TAKE:そうですね。そのおかげで終わりに向かって頑張ろうと思えたので、あれは大きかったです。長くやっていたから、簡単にスパッと解散するわけにはいかなかったし。

-解散後は何をしてました?

TAKE:バンドはもうやらないと思ってました。ライヴハウスに行かないとか、音楽が嫌いになるわけじゃないけど、バンドはもういいかなと。でもライヴハウスに通ってると、"バンドやらない?"という話をもらうこともあって。それで結局、自分でまたバンドがやりたくなったという(笑)。ただ、SHACHIみたいな活動はできなかったから。

-TAKEさんはなぜ"バンドはもうやらない"と思ったんですか?

TAKE:僕にとってゴールがSHACHIで、バンド=SHACHIでしたからね。解散後の半年ぐらいは楽器を一切触らなかったです。

-一度解散宣言してから6年経ったので、改めて解散理由を聞いてもいいですか? 巷ではTAKE、HIDETA不仲説も流れてましたが(笑)。

TAKE:はははは(笑)。ケンカとかじゃなく、単純に自分がキツいなと思って。解散の言い出しっぺは僕です。ただ、HIDETAはSHACHIをずっとやりたい気持ちがあるだろうからと思って、最初は"僕だけ抜けます"と言ったんですよ。

-えっ、TAKEさんだけ抜けると!?

TAKE:はい。それで"お前が抜けるなら、解散じゃない?"という話になりました。

HIDETA:上京したばかりのころは、バイトしながらバンドをやるじゃないですか。そのときも、TAKEはバンドをやめるとは絶対に言わなかったんですよ。もうライヴできないんじゃない? という状況でも、ライヴだけはやろうと言ってたのに、初めてやめると言ったから。これは相当やめたいんだなと。とはいえ、目に見えて応援してくれてる人たちもたくさんいたし......そういう人に何も挨拶しないのは、今までやってきたことを一瞬で崩すことになるから。それで解散ライヴをやりたいと言ったんですよ。

-終わりを決めて、SHACHIをやろうと。

TAKE:責任感がなかったわけじゃないし、HIDETAが"お前が抜けるなら、解散じゃない?"と言ってくれたのは嬉しかったけど、あのまま続けてもうまくいく気がしなくて。それでバンドをやめて、楽器に触れない期間を設けたけど、"またバンドをやりたい"、"楽器を持ちたい"という気持ちになったんです。それからいざバンド(ZOMBIESTARZ)をやり始めたら、"こうすればバンドが回る"というやり方が見えたから、本気でやりたくなっちゃって。それで、ZOMBIESTARZのベースが抜けるタイミングでHIDETAに相談して......最初は"ZOMBIESTARZに入って"とお願いしたんですよ(笑)。

-そうだったんですか!

HIDETA:解散後はひとりでアコースティック・ライヴをやったり、メンバーを入れたバンド形態でFHOOTERSもやったりしていたんですけど、僕も遊びでバンドができないんですよ。やるとなったら本気になる。そこは同じですね。で、TAKEに"一緒にやろう?"と言われたときはすごく嫌でした。

TAKE:ははははは(笑)。

-何が嫌だったんですか?

HIDETA:例えば、マラソン大会が終わった直後に"もう1回走ろう!"と言われたような感覚というか。

-(笑)でも、解散からしばらく経ってるじゃないですか。

TAKE:まだFHOOTERSが終わってない段階で話をしたから。二足のわらじになりますからね。

HIDETA:当時のJIYOUNGは自分アピールがすごかったんですよ。"俺はHIDETAさんが歌いやすいドラムを叩くんで!"って。こんな奴は絶対信じないと思いました。

一同:はははははは(笑)。

-それはなぜですか?

HIDETA:だって、"ウチのラーメン、日本一うまいですよ!"って言ってる店なんて、あまり信じられないじゃないですか。

-はははははは(笑)。

JIYOUNG:ウソを言ったわけではないし、僕はバンドを転々としてたので、より良い環境でやりたい気持ちが強くて。TAKEさん、HIDETAさんと一緒にバンドをやれるなら、絶対にやりたいと思って......そういう言葉になりました(笑)。

-JIYOUNGさんは、TAKEさん率いるZOMBIESTARZに途中加入したんですよね?

JIYOUNG:そうですね。ZOMBIESTARZのころにHIDETAさんがやっていたFHOOTERSとも対バンしてたし、HIDETAさんの歌はすごく好きでした。FHOOTERSのドラムは友達だったので、うらやましかったですね。HIDETAさんの後ろで叩けたらいいなと思っていたけど、それは叶わないだろうなと。ただ、自分が叩いたらどうなるだろうとイメージはしてました。

-仮にZOMBIESTARZにHIDETAさんが入って、"この3人でZOMBIESTARZです!"と言われても、お客さんは戸惑うんじゃないかと。

TAKE:何度かスタジオに入って、ZOMBIESTARZ、FHOOTERS、SHACHIの曲を3人で合わせて、どれがしっくり来るか試すという作業をやったんですよ。