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INTERVIEW

Fo'xTails

2016.08.02UPDATE

2016年08月号掲載

Fo'xTails

メンバー:takao(Vo) 鳴風(Gt) テラ(Gt/Prog) 坂本 尭之(Ba)

インタビュアー:沖 さやこ

-今年2月に4thシングル『Contrast』をリリースなさって、今作『The LiBERTY』は半年ぶりのシングルです。この半年の間にドラマーの峻洋さんが脱退されるなど、バンドとしては変化も多かったのでは。

takao:『Contrast』をリリースしたあと、"もっと気を引き締めてバンドをやっていこう"という話をしている中で、峻洋から脱退の話があって。最初は不安も大きかったんですけど、さらに気は引き締まりましたね。

坂本:音楽との向き合い方が、彼と僕らで違ったんです。でも脱退に至るまでにいっぱい話ができたので、お互い納得ができて。

鳴風:だからいい意味でストレスはなくなったと思います。ハッピーな別れでしたね。

テラ:メンバーが多いとそのぶんアイディアは生まれるけど、いろんな意見があるとバンドとしてひとつにするのが難しい部分もあって。脱退発表の少し前に、今まで言い合えていなかったことをちゃんとお互い吐き出せたので、全員すっきりはしています。

-4人での活動はいかがですか?

takao:今回のレコーディングはそれぞれの曲でそのジャンルの得意なドラマーさんに叩いていただいたので、レコーディングの仕方も今までと違って、自分たちの楽曲の幅がさらに広がったなと思って。だから4人になったことで、音楽的な意味で深いところに行けたかなと。峻洋のドラムも好きなんですけど、他の人と合わせてみることで新しい発見がありました。

坂本:今回の作品から"バンドをどうしよう"、"構成をどうしよう"という課題の次の段階"バンドのことをちゃんと理解したうえで、それを突き詰める"というところに行けたのかなと。一歩進めたので、前よりも音楽と向き合えている感覚があります。

鳴風:前はひとりひとりで作業していたような感じがするけど、今はメンバーみんなで話すことも増えたし。今の方がすごくバンドしてる、音楽してる感じがします。

テラ:前よりも音楽の幅が広がりつつ、バンドのやりたいことが見えてきました。自分たちの自由度も増したので、毎回発見があるという面白さがあります。これは固定メンバーでの活動では味わえないことなのかな、と思ったりもして。

takao:5人から4人になった結果、バンドがまとまりやすくもなって、すっきりして。だからトータルで自分たちがワンステップ上に行けたかなと思っていますね。

-『The LiBERTY』は峻洋さんの脱退前後に作られたものなんですか?

takao:そうですね。制作は脱退の話し合いをしているときくらいで、レコーディングは4月末くらいから始めて。

-脱退を節目にバンドが止まらず、制作が決まっていたことも、ポジティヴなモードで次のステップへ行けた理由かもしれませんね。

鳴風:あぁ、それはありますね。本当に。会社のおかげです(笑)。

-(笑)Track.1「The LiBERTY」はTVアニメ"はんだくん"のオープニング・テーマに起用されています。"はんだくん"は"ばらかもん"のスピンオフ・シリーズで、"勘違いと思い込みから始まるネガティヴ青春ギャグ・コメディ"。アニメの世界観を落とし込んだというよりは、バンドのメンタリティが強く出た曲だと思いましたが、書き下ろしなんですか?

takao:正式にタイアップの話をいただく前に"ギャグ・アニメのオープニングに合うような曲を作ってほしい"というお話があって。ギャグ・アニメだから明るい感じで......とか指定がいろいろあったので、作曲者である鳴風もすごく悩んでしまって、全然うまいこといかなかったんです。それでストレスが溜まったんでしょうね、爆発力のあるすごくパンチの効いた曲が上がってきて(笑)。それが「The LiBERTY」だったんです。

鳴風:制作をしていた時期が時期だったので、バンド内の空気もあまり良くないし、曲もうまくできないし......。でもなんとかこの空気を変えたい、どうにかできんか! と思って作った曲ですね(笑)。だから(指定されたお題など)いろんなことをちょっと忘れて、一度好きに書いてみたんです。そしたら楽しく書けたし、書いているうちにすごく熱くなれて。そういう曲をシングルの表題として出せるのは、すごくありがたいと思っています。

takao:鳴風いわく"審査に通るかどうかわからないけれど、俺はとりあえず書きたいものを書いた"と。俺はそれがすごく好きだったんです。だから作品のために書き下ろしたというよりは、本来の自分たちの色を出せたなと思っています。タイアップの話が正式に決まったのはそのあとですね。