INTERVIEW
STORM THE SKY
2013.04.18UPDATE
2013年04月号掲載
Member:Daniel (Vo) Will (Vo) Billy (Gt) Andy (Gt) Kristian (Ba) Alex (Dr)
Interviewer:MAY-E
-結成は2011年だそうですね。6人組と大所帯ですが、バンドを結成するまでの経緯を教えてください。
初めはAlex Trail、Billy GreenとAndy Szethoが同じ学校に行っていて始めたバンドなんだ。それからネットの募集でDaniel Breenを見つけて、Will JarrattはYouTubeでアコースティックの曲を演奏してたのを見つけて、声を掛けたんだよ。今のメンバーになるまでは何度かメンバー・チェンジがあったけど、2011年にリリースしたセルフ・タイトルEPを出すタイミングで今のメンバーになったんだ。
-CLOSURE IN MOSCOWやDREAM ON DREMAERを産み出したオーストラリアのヘヴィ・ロック・シーンは、日本からも高い注目を集めています。地元の音楽シーンは今どんな風に盛り上がっていますか?メルボルンはあなた方のようなロック・バンドが活動しやすい環境はありますか?
地元のシーンは、場所によるけど活発なところとそうでないところの差はあるね。有名な街、例えば俺たちの出身メルボルンなんかは活発で有名なバンドもたくさん出てるよ。そのたくさんいるバンドの中から1つ上を目指すのは難しいことなんだ。とは言ったものの、バンドを初めてみると意外といろんなチャンスがあることが分かったよ。いろんな国でツアーができたりライヴができるみたいにね。
-今作『Vigilance』は5曲収録ですが、それぞれに表情があり、6名の多彩なバック・グラウンドを感じさせます。メンバー皆さんが影響を受けた音楽を教えてください。
そうだね、いろんなテイストの音楽を作るのはすごく楽しかったよ。俺たちはヘヴィなサウンドからの影響があって、中でもMEMPHIS MAY FIREが1番大きいよ。その他はTHE DEVIL WEARS PRADA、ARCHITECTSやBRING ME THE HORIZONからも影響を受けてるよ。
-サウンドの激しさのみならず、メロディも秀逸ですね。「Lineage」などは特に美しく、惹き込まれます。曲作りで大切にしているポイントを教えてください。
歌詞は、前作に比べるともっと個人的なことやそれに関連してることについて書いたんだ。前作をリリースして俺たちもたくさんの経験を積んで成長も感じたし、今回は作曲にもとても力を入れたんだ。
-メイン・コンポーザーはどなたですか?作曲はどのように進められるのでしょうか?
いつもはAlex、BillyとAndyだね。1人が思いついたアイディアを皆で共有して、またそれに個人個人のアイディアを合わせてもっといい曲にしていくんだ。スタジオに入って合わせて、ヴォーカルのWillとDanielが歌を乗せて合わせていくという感じだね。
-結成間もなくTaper Jean RecordsやArtery Foundationとの契約を獲得していますね。とても順調な走り出しだと思いますが、バンド内にマネジメントにも長けた人物がいるのでしょうか?
初めは、自分たちでマネジメントもしていたんだ。EPを自分自身でリリースして積極的に活動をしてね。素晴らしいライヴにも出演したこともあったし、メルボルンで行われたフェスに出演したこともあって、そこでThe Artery Foundationの人の目にとまって契約する流れになったんだ。メンバーみんな目指しているところは似ていたし、素晴らしいマネジメントが付いてさらに活動に火がついたんだ。