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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

TEXTURES

2011.09.08UPDATE

2011年09月号掲載

TEXTURES

メンバー:Stef Broks (Dr)

インタビュアー:米沢 彰  Translator : Yuga

-はじめまして。日本でラウド・ロックに特化したフリー・マガジン、ポータルサイトを運営しております激ロックと申します。今回が初めてのインタビューになりますので、バンドについて、そしてあなた自身について、自己紹介をお願い致します。

TEXTURESのドラムのStefだよ。TEXTURESはオランダ出身のモダン・メタル・バンドで、2001年に結成してこれまでに4つのアルバムを出している。メタル・シーンの大きなバンドとはだいたい共演したことがあって、例えばSLIPKNOT、MORBID ANGEL、FEAR FACTORY、SEPULTURA、MESHUGGAH、THE DILLINGER ESCAPE PLANなどと共演している。俺たちの音楽は、たくさんの素晴らしいパートが詰った見世物小屋のようだと言われたりもするね。そう聞いて興味を持ったら、是非新しいアルバムの『Dualism』を聴いてみて欲しい。何らかの形で君の心を動かすはずだ。クレイジーな気持ちになるかもしれないし、感銘を受けるかもしれない。身震いさせるかもしれないし、精神的に感動させられるかも。それかただ単に嫌いかもね(笑)!

-TEXTURESというバンド名は非常にシンプルで広く用いられている語ですが、このバンド名に込められた意味を教えて下さい。

俺たちにとってTEXTURESとは、俺たちの音作りそのものを表現していると思う。数々のギターやヴォーカル、変わったドラムやスクリームやクリーン・ヴォーカルといった、いくつものレイヤーから作られているんだ。俺たちのサウンドは文字通り君のスピーカーから爆発するよ!

-『Dualism』のリリースおめでとうございます。本作はNuclear Blastからのリリースとなり、バンドとしては初の本格的なワールド・ワイドでのリリースとなるかと思いますが、世界中でリリースされる実感はいかがでしょうか?

とてもわくわくしているよ。過去3年の間に作り続けて来たものが、この短期間に全部一つになるんだ。最初に出来上がった音源を聴いたときのリアクションは、ポジティヴなんてものを超えていたよ。Nuclear Blastは俺たちがより大きなスケールで活動できるようビジネス面で手助けしてくれた。今週だけで10回ほどオーストラリアのマガジンのインタビューに答えたよ。それって素晴らしいことだと思うんだ。このアルバムには本当に期待している。9月にリリース予定のシングル「Reaching Home」については特にね。このアルバムの中で一番キャッチーな曲なんだ。リフとヴォーカル・ラインが何日も頭から離れなくなるよ。この曲を聴いたら是非感想を教えてほしいな。

-『Dualism』のアートワークが非常にアーティスティックで意味深なデザインですね。非常に目を引くこのデザインはどのようにしてできあがったのですか?また、込められた意味がありましたら教えて下さい。更に、このアートワークは前ヴォーカリストEric Kalsbeek とベーシストのRemko Tielemans がデザインしたそうですね。二人ともアートの分野でも活動をしているのですか?

そうだよ、二人ともアーティストとして働いてる。Ericはアート・デザイナーで、Remkoはビデオ・ディレクターでありアート・デザイナーでもある。Ericは納得のいく形で脱退したんだよ。俺たちはまだ彼とも良い友達なんだ、ただ彼は一年中ツアーに出ている生活が苦しくなってしまっただけなんだ。辞めた後も彼は何らかの形でアルバムに貢献したいと俺たちに言った。もちろんヴォーカルではないけれど、彼はアートワークのスペシャリストだったから、そのことに専念してもらおうと決めたんだよ。だから新アルバムのカヴァーは彼が、そして残りのブックレットはRemikoがやったんだ。彼らのおかげでこんなモダンなレイアウトが完成した。彼らは出来る限りの“ノンメタル”を目指して書いたんだ(笑)両方ともモダンでスタイリッシュなアートワークが好きだから、そういった何か特別なものを作りたかったんだと思う。もちろんそれに彼らは成功したと思っているよ。

-今作『Dualism』は変拍子を多用しながらも、伸びのあるクリーン・ヴォーカル、要所を締めたバック・サウンドで非常に聴きやすいサウンドに仕上がっていると感じました。サウンドの方向性や曲の構築において意識していたことはありましたか?

俺たちは俺たちの書きたい曲を書くよ。特に何かジャンルを意識して書いたりはしない。俺たちにとって一番大事なことは、新しくて斬新な音を作ること、それに進化することだと考えている。少なくとも俺たち自身にとってはね。それぞれのアルバムを特別なものにしたいし、そのためには100%集中する必要があるんだ。TEXTURESは、前作に劣るアルバムは絶対に作らないよ。

-聴きやすいので気付きにくいですが、ポリリズムや変拍子がかなりの割合を占めていて相当に複雑な曲の構成になっていますね。これは褒める意味での形容詞ですが、かなり“変態的”な曲の作りになっていると感じました。実際にどのように曲作りを進めているのでしょうか?

そうだね、ほとんどの場合は拍子はストレートだよ。でもほとんどのリスナーはリフそのものに気を取られてしまうんだ。だから、今度はその事実を意識して聴いてみて欲しい。そうやって俺たちも拍子を数えているよ。どの拍子記号の音を演奏するかは重要じゃないんだ。そのことは一切気にしていない。気にするのはリフと拍子のことだよ。ヴォーカルを注意深く聴けば、ヴォーカル・ラインがそれぞれストレートな拍子に属していることに気付くはず。最終的には君の予想通りとても複雑だけれどね(笑)。