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INTERVIEW

SILVERSTEIN

2009.10.09UPDATE

2009年10月号掲載

SILVERSTEIN

メンバー:Shane Told(Vo)

インタビュアー:MAY-E

-4thアルバムとなる本作『A Shipwreck in the Sand』がようやく日本盤としてリリースされることができましたね。まずは今のあなた方のお気持ちを教えて下さい。

やっと日本でアルバムを発表する事が出来て本当に嬉しいよ。今作は間違いなく今までの僕達のアルバムの中で一番だと思うよ。日本でもっと早くリリース出来なくて心配だったんだけど、こうして実現して本当に嬉しいよ。

-『A Shipwreck in the Sand』を聴かせて頂き、メタリックでヘヴィなサウンド、激しいスクリーミング・パート、メロディアスなヴォーカル・パートと、あなた方らしいスタイルを保ちながらも、より洗練されたサウンドが詰まっている素晴らしいアルバムだと思いました。カナダやアメリカでは既にリリースされておりますが、ファンからのリアクションはいかがですか?

どうもありがとう!リアクションはとてもいいよ。否定的なことをいう人はいなくて、アルバム評やマスコミの反応もとてもいいよ。ライヴ会場でも、昔の曲より新曲の方に興味を持ってくれているのを肌で感じているよ。

-あなた方にとって初めてのコンセプト・アルバムとなるわけですが、まず本作をコンセプト・アルバムにしようと思ったきっかけは何でしょうか。

何か違う事にトライしてみたかったのさ。それまでの3枚のアルバムは全く同じやり方で制作してしまったからね。5人のメンバーが同じ部屋に集まってジャムっていく、という感じでね。でも今回のアルバムに対しては、明確なアイデアがあって、それを実現したい気持ちがすごくあったんだ。ただ、アルバムの全体像やアルバムのコンセプトを考えると、対処すべき事柄が次々と出てきたよ。今までの3枚のアルバム制作に比べると、事前に準備すべき事が沢山あったよ。

-全14曲が3、4曲ずつ、4つのチャプターに分かれておりますね。それぞれ解説をして頂けますか?

それぞれのチャプターが異なるストーリーを作りあげていると同時に、そこには一貫したテーマがちゃんとあって、全てがつながっているんだよ。第1章は情熱がテーマとなっている。第2章は裏切りと不信についてなんだけど、これは、全てのチャプターを通して共通したテーマになっているよ。第3章は復讐とか誰かに仕返しをすることについて、第4章は今までの人生の回想、そして人間の喜怒哀楽の感情がいかに僕達の生活や政治に影響を及ぼしているか、人間の持っている感情がいかに強力な武器となるか、などがテーマになっているんだ。

-楽曲は全て『Arrivals & Departures』以降に書かれたものですか?また、ソングライティングのプロセスはこれまでと変わりましたか?

うん、楽曲は全て『Arrivals & Departures』以降に書いたものだよ。さっきも言ったように、今まではメンバーが練習スタジオに集まって、ただジャムって曲を作っていくという感じだったんだけど、今回は僕がまずコンセプトを考えて、それに沿って曲を作っていったよ。だから、曲、歌詞、コンセプトが合っているかどうか、常に気を配りながら作業を進めていったんだ。今までよりずっと困難な作業だったけど、必要に迫られたお陰で、全てにおいて一生懸命に力を注ぐことができたよ。色々と試行錯誤もしたけど、その甲斐があったと思うよ。

-「Vices」にはCANCER BATSのLiam Cormierが、「Born Dead」には元COMEBACK KIDのScott Wadeが、「The End」にはLightsが参加しているなど、ゲスト・ミュージシャンが多いですね。彼らはどのようにアルバムに貢献してくれましたか?

彼らは友達でね、皆カナダ人で、トロントに住んでいるよ。だから、一緒にスタジオに入るのはたやすいことだったんだ。皆、個性的で素晴らしい声の持ち主だから、彼らと一緒に仕事が出来てすごく良かったと思うよ。お陰でアルバムに新しい息吹を吹き込むことが出来たよ。

-本作は、あなた方にとってどのような位置付けのアルバムでしょうか。本作の満足度を教えて下さい。

集中して一生懸命にやれば何でも出来るんだっていうことを、このアルバムで証明出来たと思うよ。途中でくじけそうになったこともあったけど、でもお陰で100%満足出来る仕上がりになったよ。いつの日か自分の人生を振り返った時、思わず笑みがこぼれてくるような、そんなアルバムだよ。

-日本盤のボーナストラックにはTHE BEATLESのカバー曲「Help」やNOFXのカバー曲「Total Bummer」などが収録されますね。THE BEATLESは意外なセレクトだと思ったのですが、誰のアイデアでこの曲をカバーすることになったのでしょうか?

僕のアイデアだったんだけど、Neil Boshart(Gt)もTHE BEATLESの大ファンなんだよ。THE BEATLES無しには今日の音楽は無かったと僕は思うよ。