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<PUNK GOES POP VOLUME 04>

01. PIERCE THE VEIL / Just the Way You Are (Bruno Mars)
02. THE DOWNTOWN FICTION / Super Bass (Nicki Minaj)
03. TONIGHT ALIVE / Little Lion Man (MUMFORD & SONS)
04. I SEE STARS / Till the World Ends (Britney Spears)
05. SILVERSTEIN / Runaway (Kanye West)
06. GO RADIO / Rolling in the Deep (Adele)
07. A SKYLIT DRIVE / Love the Way You Lie (Eminem feat. Rihanna)
08. THE READY SET / Roll Up (Wiz Khalifa)ALLSTAR WEEKEND / Yeah 3X (Chris Brown)
09. SLEEPING WITH SIRENS / F**k You (Cee Lo Green)
10. WOE, IS ME / Last Friday Night (T.G.I.F.) (Katy Perry)
11. FOR ALL THOSE SLEEPING / You Belong With Me (Taylor Swift)
12. CHUNK! NO, CAPTAIN CHUNK! / We R Who We R (Ke$ha)
13. NEW BREED / Raise Your Glass (P!NK)*
14. ASHLEY SCARED THE SKY / What The Hell (Avril Lavigne)*
15. HER NAME IN BLOOD / Poker Face (Lady Gaga)*
*日本盤ボーナス・トラック

2012.1.18 ON SALE! TRVE-0064 \1,890(税込)

"カヴァー・コンピレーション"と言われれば、真っ先にこの名が挙がるであろうPUNK GOESシリーズ。
2000年にリリースされた『PUNK GOES METAL』に始まり、『PUNK GOES ACOUSTIC』『PUNK GOES CLASSIC ROCK』と他ジャンルを巻き込んでタイトルを増やしてきている本シリーズだが、ここ数作品は全てビルボードTOP30にランクインしているという人気ぶりだ。第4弾目となる『PUNK GOES POP』はシリーズの中でも特に注目が高く、前作『PUNK GOES POP 3』(10年)はASKING ALEXANDRIAやBREATHE CAROLINAが参加した本編だけでなく、ボーナス・トラックに収録されたCROSSFAITHによるTHE PRODIGYのカヴァー「Omen」がここ日本で大きな注目を集めた。

このコンピの仕掛け人が老舗インディーズ・レーベルFearless Recordsなだけあって、毎度旬のアーティストが集結。ラジオでよく耳にするヒット曲の数々が一度解体され、それぞれのバンドが自分たちらしく再構築している様は、本当に痛快である。

さて、今作『PUNK GOES POP 4』の聴き所は山ほどあるが、個人的な注目ポイントをここで解説させて頂こう!まずはWOE, IS MEの「Last Friday Night (T.G.I.F.)」。テクノ・ビートを用いた踊れるパートあり、ブレイクダウン・パートあり、さらに各所でシンフォニックなアレンジが見え隠れするという贅沢な仕上がりだ。破壊力もさることながらサビの開放感も抜群で、この仕上がりにはKaty Perryもだまって頷くしかなかったでしょうな(笑)。
Taylor Swiftのキャッチーなメロディを生かしつつ、ゴリゴリなロック・サウンドでコーティングしたFOR ALL THOSE SLEEPINGの「You Belong With Me」、同じくモッシャー仕様にアレンジしたCHUNK! NO, CAPTAIN CHUNK!によるKe$haの「We R Who We R」もかっこいい。
EminemがRihannaとコラボした切ない名曲「Love the Way You Lie」をスクリーモへと見事に生まれ変わらせてくれたのは、SCREAM OUT FEST2011で初来日が決定しているA SKYKIT DRIVEだ。まず選曲が正解!Eminemのラップ・パートはスクリームで、Rihannaのメロディ・パートをJagが歌うという、どこを切り取ってもA SKYKIT DRIVE!な仕上がりだ。

さらに注目すべきはNEW BREED、Ashley Scared The Sky、Her Name In Bloodといったスクリーモ/メタルコア・シーンを賑わせている人気バンドらが参加している日本盤ボーナス・トラックの3曲。NEW BREEDの「Raise Your Glass」(P!NK)、Ashley Scared The Skyの「What The Hell」(Avril Lavigne)、Her Name In Bloodの「Poker Face」(Lady Gaga)と、本編のアーティストらに負けず劣らずの破壊力で攻めまくってくれているので、絶対にお聴き逃しのないように!(MAY-E)