疾走感、ハイ・スピード......そんな形容じゃ生ぬるい!新ヴォーカリストZoliを迎えた新生PENNYWISEの溢れんばかりの熱情と言ったら!新たな一歩を踏み出す決意と覚悟ゆえの、音の隅々に迸る緊張感。とにかく強剛なサウンドは至ってシンプルで、かつ優しさも漂う。リード・シンガーの脱退というバンドの危機を経て、バンドだけではなく音楽に対するリスペクト、そしてファンに対する愛情が凝縮された快作です。 (沖 さやこ)
すまん!今まで「Stand By Me」のカヴァーをDJとして使ってるくらいで、 "BAD RERIGIONの弟分"的イメージが抜け切れず、みっちり聴き込むことなく今日まで来ちゃいました。しかし大好きなZoliパイセンが加入したことで"これは聴かな!"と、重い腰を上げたら最後、ラストまで腰を下ろすことができない傑作でした。中でも「We Have It All」は激烈&灼熱キラー・トラァァァック!! (ムラオカ)
これはカッコイイ!!拳を上げてシンガロングできる硬派でファストなパンク・ロックが休まず投下される10thアルバム『All Or Nothing』。いやぁ、興奮しました。"All Or Nothing"というタイトル通り、バンドの全力が注がれているのが分かります。デビューから20年経っても全く衰えない、いや、これは成熟したバンドだからこそ成せる技というのが正解でしょう。若手のポップ・パンク勢が見習うべき点も多い傑作アルバムです。 (MAY-E)
早い!爽快!グッドメロディ!彼らの真骨頂であるパンク・ロックが更に強みを増している。新ヴォーカルになんとIGNITEのZoliが加入して男気と哀愁さも加速!聴いていると拳を突き上げたくなる衝動にかられてしまって、シンガロングとサークルピットで暴れまくるキッズが想像できる!もう1つ、やはり彼らの音楽はエクストリーム・スポーツとの相性抜群! (TxOxMxOx)
新加入のZoliの歌声は違和感を抱かせないばかりか、存在そのものが新たな刺激になったという意味で、バンドを一気に若返らせたのでは。起死回生するにはそうするしかなかったとは言え、ベテランという言葉が不釣合いなほどアグレッシヴなメロコア・ナンバーのオンパレードからはメンバーの想いが窺えるようだ。そこにパンクの何たるかを改めて感じずにいられなかった。僕がパンクに求めてきたものはまさにこれだ。 (山口 智男)
ついに彼らが帰ってきた!しかもIGNITEのZoliアニキがヴォーカルなんて俺ら世代のパンク好きからするともうヨダレものですよ!透明感があって、日本人が大好きな少し哀愁が漂う声に、バッキバッキにパンクなバック・サウンドの合体!どの曲も完成度が高いし、1回聴いたら頭から離れない作品。パンク・ファンは全員チェックすべし!特にパンク・キッズに聴いてもらいたい。よーし、DJで流しまくるぜ!全員で左回りだ! (TETU★KID)
1曲目からこんなにハイ・テンションで大丈夫か、と思ったら最後まで途切れることなくテンションの高いアガるトラックばっかり!!無意識にシンガロングしてしまいそうな衝動に駆られる。ヴォーカルが代わっても、デビューから何年経っても、PENNYWISEはPENNYWISEであり続け最高にパンクな音楽を生み出し続けるんだなーと証明してくれる作品です。
(米沢 彰)
(米沢 彰)