MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

NEVE SLIDE DOWN

2017.03.21UPDATE

2017年03月号掲載

NEVE SLIDE DOWN

Member:ALISA Layna Mizuhi

Interviewer:吉羽 さおり

-レコーディングの際はプロデューサーの平地さんから、曲についての話があったり、3人で内容について話し合ったりしますか。

Mizuhi:ないんですよね。

ALISA:ひとりひとり、曲を聴いて感じることは違うと思うので、特にそれを3人で合わせる理由もないかなと思ってます。自分たちが思うように、思うまま歌えたらいいと思います。

-では、ひとりひとりについてもうかがっていきたいのですが、3人それぞれどういうキャラクターでしょう。お互いに、紹介してみてください。

Mizuhi:ALISAちゃんは、なんか、もっと頼って!

ALISA:どういうことよ(笑)。

Mizuhi:すごくしっかりしていて、私が全部見てあげようっていうタイプなんです。すごく頼りになって、お姉さんで。私の年齢が下だから、余計に頼りになります。思っていることはみんなに言ってるけど、抱えている部分があるんじゃないかなって思っていて。だから、もっと頼ってくれていいのにって。私は言葉足らずでちゃんと言えなくて、でも頑張るから。

-頼もしい。ALISAさんから見てMizuhiさんは。

ALISA:うーん、多重人格なんかなって思って(笑)。かわいくて、いい部分もあれば、強い部分も持っていたりして。こうやって支えるよって言ってくれたりとか、年下やのにほんまにいろいろ考えていたりとか。私は結構、頼っているんですけどね。私はやりたがりなので、私がやらなきゃって背負っているというよりは、引っ張ってあげようって気持ちが強いだけで、苦じゃないんです。頼れるところは頼ってるし。

Mizuhi:そうなの?

ALISA:そうなの。

-Laynaさんはどういうタイプですか。

ALISA:Laynaは、私たちふたりを中和させてくれるような存在です。3人で何か考えるときも、お互いの話を聞いて、間に立ってくれる感じですね。

-Laynaさんから見たふたりはどうですか。

Layna:ALISAはすごく考えてる。自分があまり深く考えないタイプなので、ALISAの意見を聞いたときに、すごく考えさせられるというか。自分にはないものを持っていて。尊敬する部分がたくさんありますね。Mizuhiは、ちょっとヌケてて、天然なのかなって思います。でもパフォーマンスはギャップがあって、魅力的なんです。

-その、ギャップというのは。

ALISA:お客さんからよく耳にするのは、Mizuhiの変貌ぶりのすごさで(笑)。ライヴ中はほんまに、人殺すような目でお客さんを見てるんですよ。で、MCとか曲間では普通の女の子に戻る、そのギャップがすごいんです。

Mizuhi:言われます。

ALISA:私は一緒にステージに立っているので、なかなかその殺すような目を見たことがないんですけどね。Mizuhiも、始めのころは自分のキャラというか、ステージ上のキャラにめっちゃ悩んでいて。悩んだ結果、こうなったのかなと(笑)。奥底に秘めた闇をすべて出したら、こうなったみたいな。

-闇が出てるんですか(笑)。

ALISA:声も低いしね。もともとオーラが闇っぽくなるか(笑)。

-自分を出せるようになってからは、ライヴの楽しさもまた違いますか。

Mizuhi:どの自分も出せているので。ライヴ後の気持ち良さも増しました。

-ALISAさんも、Laynaさんも曝け出せている感じはありますか。

ALISA:最近はやっぱり、"今どういうふうにお客さんから見えているか"とかばかり考えていたんですけど。今は、全力で今の気持ちをぶつけてやろうという感じで歌っています。

Layna:私はライヴ中はイケイケです。普段は全然、"イエーイ"って感じではないんですけど。ステージでは強気にいけますね。スイッチが入るというか。

-では、"この3人のステージはここが面白いので見てほしい"というところを教えてください。

Layna:全部ですね。ひとりひとりパートも違って、歌ってるときの個性も違うと思うので。ここだけっていうのはなくて、すべて見てほしいです。

Mizuhi:ひとりひとりパートに分かれていて、ALISAちゃんが高音パートで、Laynaちゃんがラップ担当で、Mizuhiが低音ヴォイスなんです。そこは注目してみてほしいです。

-たまたまそういうヴォーカルのタイプの3人が集まったんですか。

Mizuhi:そうなんです。最初にひとりひとり歌のテストをしたとき、スタッフさんが想像していた以上に、私が高い声出せなくて(笑)。普通の女の子が歌えるような歌も歌えなくて。それに合わせて、低いパートも作ってもらったんです。

-事務所の先輩でPassCodeがいますが、いい手本になっているんですか。

ALISA:私たち自身、こういったジャンルの曲が初めてなので、もちろん盗めるところというか、いいところはいただいていたりしますね。

-では最後に、今、課題としてることやこれからチャレンジしていきたいことはありますか。

ALISA:今はただただ、目の前にあることを大事にやっていくというか。乗り越える感じですね。気持ち的にも、技術的にも。今やっとスタート・ラインに立てたと思っているので。あとは、ワンマンがしたいですね。