－ピアノだけでなく、「Samsara」のアコーディオンやTrack.4「Blame Myself」のパイプ・オルガン、Track.6「JUGGERNAUT」のストリングスなど、様々な音色が楽曲に華を添えていますが、こういったアレンジはどなたが担当されているのですか？

Yu_ta：SEやストリングス、オーケストラ・サウンドは、すべて僕がアレンジしています。あとは、メンバーのイメージやアドバイスをもとに曲を色づけするときもありますね。

－黙示録的な物語の示唆というか、意味深なメッセージが盛り込まれていそうな不思議な歌詞もまた印象的ですが、こういった言葉選びや歌詞の表現に影響を与えたものや、参考にしているものは何かあるのでしょうか？

zaki：歌詞は僕が書いているんですけど、一貫して言えることは、"生と死と再生"をテーマに書いてるものがほとんどだということです。あとは、映画や本の影響も大きいです。1曲1曲にストーリーがあって、その登場人物にスポットを当てて書いてます。

－楽曲の世界観が映像化されている「Light And Shadow」のリリック・ビデオも公開されていますが、これはどなたが制作を担当しているのでしょうか？ また、こういったヴィジュアル・イメージもメンバーで話し合って決めているのでしょうか？

Taro：これは僕が担当しています！ このリリック・ビデオに関しては、メンバーから聞いたイメージ、歌詞、インスピレーションから、自分なりに構成を考えて作ってます。特に 「Light And Shadow」は光と影のイメージをはっきりと出したかったので、神秘的な映像と退廃的な映像をうまく掛け合わせているところに注目して観てほしいですね。

－リリース後のライヴは予定されていますか？

Kaneko：10月14日に渋谷THE GAMEでのライヴが決まってます。実はこれが初の東京遠征なんですよ！ 早く僕たちの世界観をお披露目したいですね。

zaki：他にもいろいろ決まっていくので、オフィシャル・サイトやTwitterをチェックしてください！

－現在は大阪を中心に活動しているThe Misery In Augustですが、現在の地元のラウドロック・シーンやライヴ・シーンについてどう考えていますか？

zaki：大阪は勢いのある若手が多いので、僕らも負けずに頑張りたいですね。特に関西はポスト・ハードコア・バンドが少ないので、僕らから盛り上げていきたいです。

－今後の活動や、将来的なバンドの目標について教えてください。

zaki：いろんなイベントに出たいですね！ それこそ本当にジャンルって枠を取っ払っていきたいです。あとは、海外でやってみたいですね。

Yu_ta：僕は海外で活動するのがずっと夢なので、いずれは海外ツアーができるまでになりたいですね。

Kaneko：やっぱり夢はでっかく海外ですよねー！ 幼いころからずっと憧れてた場所ですから......。

Taro：僕はフェスに出たい。日本のフェスはもちろんですが、"Warped Tour"などの海外のフェスにも出演して、世界をまたぐバンドになりたいです！！

HARUKI：今後もいろんなイベントに出て、日本のバンドや海外のバンドとたくさんライヴをしたいです。

－最後に、激ロックの読者へメッセージをお願いします。

zaki：僕らの世界観、そして物語を体感して、少しでも何か感じ取ってもらえれば嬉しいです。そして少しでも気になった方は、ぜひライヴに来て肌と耳で感じてください。絶対に後悔させませんので。

Yu_ta：これからいろんな地域でライヴを展開していきたいので、今後の活動をぜひチェックしてください！

HARUKI：これからThe Misery In Augustとして、積極的にいろんなことに挑戦していきたいと思ってます！

Taro：TMIA......これは"要チェックやで！！（SLAM DUNK風）"です（笑）。

Kaneko：Don't miss it！！