－また、このビデオは1年以上前に公開されていますが、アルバムの制作には予定よりも時間がかかったのですか？

ビデオを撮影したときは、数曲しかなかったんだ。だから、納得のいく曲ができるのには十分な時間が必要だった。前作の制作とはまた違った趣があったな。曲の決めかたやサウンドの方向性など、新しい試みが多かったよ。

－前作と今作の間に、ドラマーのMatteo Martelliが脱退していますが、レコーディングにはVANILLA SKYのJacopo Volpeがサポートで参加しているのでしょうか？

そう！ 彼は素晴らしいドラマーであり、友達さ。9曲を担当してもらい、残りはYOUR HEROのGianlucaがやってくれたよ。彼がライヴも担当しているんだ。

－前作に引き続き、VANILLA SKYのDaniele Brian Autore(Vo/Gt)がプロデュースを務めていますが、彼はTHE ANTHEMにとってどんな存在ですか？

彼は僕らが仕事をしてきた中で最も重要な人物だね。曲をより良くしてくれるし、バンドを新たなステージへと導いてくれる。

－VANILLA SKYはもちろんイタリアを代表するポップ・パンク・バンドですが、他に影響を受けているバンドはどんなバンドですか？

たくさんいるな！ BLINK-182、ALL TIME LOW、FALL OUT BOY......そして他にも様々なジャンルから影響を受けていると思うよ。

－また、仲のいいバンドで日本のTHE ANTHEMファンにおすすめしたいバンドはいますか？

VANILLA SKY、THE ELECTRIC DIORAMA、ABOUT WAYNE、そしてATLANTIC TIDESが特におすすめだよ！

－今年は、世界的な人気バンドALL TIME LOWのイタリア・ツアーに帯同しましたが、彼らとのツアーはいかがでしたか？

あのライヴはバンドとして最高の経験のひとつと言っていいだろうな。ソールド・アウトだったし、多くのことを学ぶ機会があった。彼らはプロフェッショナルで、人柄も素晴らしいんだ。

－今後、日本も含めワールド・ツアーは予定されていますか？

そうだね、またヨーロッパに、それから日本にも行きたい！

－最後に、THE ANTHEMのライヴを心待ちにしている日本のファンへメッセージをお願いします。

前作から僕らをチェックしてくれたみんな、ありがとう。来年には日本に行けるように頑張るよ。だから、みんなも僕らの新作を聴いてね！ 君たちは最高だよ！