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INTERVIEW

HARBOUR

2014.12.12UPDATE

2014年12月号掲載

HARBOUR

Member:Jamie Mittendorf(Vo/Ba)

Interviewer:山本 真由

-ここ数年増えている、ブレイクダウンなどを取り入れたハードコア寄りのポップ・パンクや、ダンス・ミュージックの要素を取り入れたバンドについてはどう思いますか?

あれはあれでいいんじゃないかと思うんだ。人は人だしね。ただ、僕ら自身は、いろいろなジャンルに敬意を払ってはいるけれど、中でもポップ・パンクのスタイルが好きなんだ。

-また、そのようなアプローチにトライしてみたいとは思いますか?

まあ、ないと思うな。ああいうジャンルを反対しているつもりはまったくないんだけど、僕らの進むべき方向ではないんじゃないかと思う。

-これまでにFOUR YEAR STRONGなどの人気バンドと共演しているようですが、共演したバンドで、最も感銘を受けたのはどのバンドですか?

トロントでHIT THE LIGHTSやSTATE CHAMPSと一緒にやったときは楽しかったね! それからカナダにはSYDNEYという大きなバンドがいるんだけど、彼らが6年ぶりに再結成したときに一緒にやったんだ。700人以上いたと思うんだけど、あれが間違いなく僕らにとって最大のオーディエンスだったね。

-スケボーやゲーム、お菓子などが散りばめられたアートワークからは、音楽以外の趣味が窺えますが、これらは実際にメンバーのお気に入りのものの数々なのでしょうか?

誰もが持っている小学生の夏を思い起こさせるものを並べてみたんだ。子どものころのあの感覚や人生にとらわれずに生きる感覚を再び感じたかったんだよ。

-あなたがたの出身地であるカナダのトロントは、SUM 41など数々のバンドが生まれた街でもありますが、トロントのロック・シーンは盛り上がっていますか?

僕らはみんなSUM 41やNOT BY CHOICE、CLOSET MONSTERといったトロントのバンドを聴いて育ったんだ。ここにはポップ・パンクにとって良い環境・シーンがあると思うよ。トロントの周辺にはたくさんの街があるし、新しいオーディエンスの前で演奏する機会も多くあるよ。

-日本デビューを果たしたことで、来日への期待も高まりますが、日本のバンドで共演してみたいと思うバンドはいますか?

日本についてあまり多くは知らないんだけど、FACTとは一緒にやってみたいね!

-バンドの今後の予定と、長期的な目標を教えてください。

来年はアメリカへツアーに行こうと計画しているよ。それから可能であれば、日本へも行ってみんなに会ってみたいね!

-最後に、日本のライヴ・キッズにメッセージをお願いします。

僕らは本当に、今回日本でリリースが決まったことを誇りに思っているんだ。夢が叶ったんだよ。いつの日か日本に行きたいし、みんなの前でライヴをやってみたい。そのためにも是非『Grade School Summer』を聴いてね!