INTERVIEW
PREPARED LIKE A BRIDE
2014.07.10UPDATE
2014年07月号掲載
Member:Connor Grant (Ba)
Interviewer:米沢 彰
-Track.4「9.11.12」というトラックはかなり異色ですがどういった意味が込められているのでしょうか?
「9.11.12」は次の曲「Overcomer」の導入になっているんだ。曲名はRyanの父親が飛行機事故で亡くなった日付で、曲中に流れているのは飛行機の通信記録から引用されているものなんだ。
-ARCHITECTSなどを手がけてきたプロデューサー、Ben HumphreysとJohn MitchellをUKから招いて制作を行ったそうですが、2人にプロデュースを依頼するに至った経緯を教えてください。
『Overcomer』を誰にプロデュースしてもらうか、という議題で何人か名前は挙がっていた。その中でBenとJohnを選んだ理由は彼らが今までにプロデュースしてきたバンドにとてもオリジナリティを感じたからだよ。中でも彼らが手がけたARCHITECTSの『Daybreaker』の自然でクリアなドラムとギターの音色がみんな大好きなんだ。そこから彼らと日程の調整などをしてオーストラリアに来てもらい、ゴールドコーストにあるSTLスタジオでレコーディングをしたんだ。
-2人との制作作業はいかがでしたか?
BenとJohn、そしてSonny(注:オーストラリアで成功を収めたバンドTHE VALLEYのオリジナル・メンバーでSTLスタジオの創設者)の3人はまさにドリーム・チームだったよ。彼らのアイディアはほぼ全部取り入れたし、その結果として曲単位でもアルバムとしても凄く上手くまとまった作品になったと思ってる。
-こうして、遠く離れた日本で音源がリリースされることをどのように思いますか?
俺たちのCDが日本でリリースされるなんて信じられないよ。お世辞じゃなくて本当に俺たちは日本の文化も日本の音楽シーンも大好きでずっと日本に行きたいと思っていたんだから。
-PREPARED LIKE A BRIDEというバンド名はあなた方の音楽性からはかなりかけ離れている印象を持ったのですが、どういった理由でこのバンド名をつけたのですか?
バンド名は聖書の黙示録21:2から引用しているんだ。
-昨年のWarped Tour Australiaにも出演されたようですが、世界的なアーティストとの共演はいかがでしたか?
俺たちは地元バンドとしてWarped Tourに出演したけど最高の経験だったよ。
-これまでに共演したバンドで影響を受けた部分などありましたら教えて下さい。
去年一緒にオーストラリアをツアーしたVOLUMESの客の煽りかたとか一体感の出し方には影響を受けたよ。
-バンドの今後の予定を教えて下さい。
オーストラリアで短いツアーが残ってるのと、その後は海外ツアーの可能性がいくつか浮上しているからとても楽しみなんだ。
-日本のハードコア/メタルコア・ファンへのメッセージをお願いします。
日本で俺たちのCDがリリースされているなんて夢みたいだよ。俺たちのCDを手に取ってくれたみんなに本当に心から感謝してる。日本に行ける日を楽しみにしているよ!ありがとう。