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INTERVIEW

BLOWSIGHT

2013.01.08UPDATE

2013年01月号掲載

BLOWSIGHT

Member:Nick Red (Vo/Gt)

Interviewer:米沢 彰 Translator:Yuga

-あなた方は自身のサウンドを"POPMETALPUNK"と形容していますが、どのようにして今のスタイルへとたどり着いたのでしょうか?

いろんなスタイルを程よく掛け合わせているだけだよ。ポップのキャッチーさ、メタルの重さとパンクの生のエネルギー。何の曲をアルバムに入れるべきか民主主義的に決めているよ。質問の答えになっているか分からないけど、ただ......こうなったんだ。

-あなた方がサウンド面や作曲の面などで影響を受けたアーティストをポップ、メタル、パンクそれぞれのジャンルごとに教えて下さい。

僕の現在のポップ面の影響は、(現在と言わなければいけないのは、常に変わるからなんだけど)LANA DEL REY、LADY GAGA、M.I.A.だよ。新しくてリフレッシングなサウンドを持つ強い女性たちだね。メタルのフィールドだと、やはりAVENGED SEVENFOLDはとても大きな影響となっていると言わざるを得ないね。音楽にユーモアを交えているバンドが好きなんだ。そしてA7Xはそういうタイプなんだ。数年前に解散しちゃったけど、SIKTHもそう。最近は若かった頃に好きだったバンドに戻りつつあるよ。CARCASS、AT THE GATES、DISMEMBER、ENTOMBEDとかね。もっと荒々しいメタル・バンドさ。それと、パンクだって?ありすぎだよ(笑)。まずはフォーク・パンク・バンドのFLOGGING MOLLY、彼らは素晴らしいしカッコいいライヴをやるんだ。それに、EXPLOTED、AMEN、RAMONES。もう1度言うけど、全てのジャンルに違うスタイルがあって、それが大好きなんだ。

-2011年には地元スウェーデンのGetaway Rock Festivalの他、世界最大のメタル・フェスWacken Open Airにも出演していますが、フェスでの大きなステージはいかがでしたか?

すごかったよ。BULLET FOR MY VALENTINEやGHOSTとか、クールで新しいバンドたちと共演するって、夢が叶ったみたいだよ。SEPULTURAとビールを飲みながらMOTORHEADのLemmyが専用のギャンブル機で金を使うところとかを見たり......素晴らしいよ。それに個人的に感じるのは、メタル・バンドは一般的に良い人たちばかりだと思う。たまに変なヤツもいるけどさ、大体はバンドのメンバーはとても礼儀正しくて面白くて頭がいい。メディアが見せたい姿とは全く正反対さ。SABATONのPerを例に挙げよう。アイツはさ、めっちゃ飲むんだよ......ヤツのビールのグラスは底なしだよ。なのに彼はロックンロール・シーンで1番賢くてビジネス思考の人間だよ。それに良いヤツなんだ。

-それらのフェスも含めて、共演したアーティストからインスピレーションを得たことがありましたら教えて下さい。

ああ、もちろんだよ。色んなバンドから少しずつね。例えば、新しくてヘヴィな曲は、SONIC SYNDICATEとのツアーの後で作ったんだ。"おい、俺たちもモッシュ・ピット・ソングが必要じゃないか!"ってね(笑)。共演するバンド全てからインスパイアされるよ、いろんな意味でね。"ワオ!絶対あれやるのはやめようぜ!"っていう時も何度かあったな(笑)。

-前作に引き続き、ここ日本でもリリースされることとなりましたが、遠く離れた国でこうしてリリースされる心境を教えて下さい。

マジで信じられないよ。俺たちの寒い国から遠く遠く離れたところにいる人々が、俺たちの音楽を聴くなんて......もし6年前に誰かが、俺のアルバムが日本で売られることになるなんて言ってきたら、どんな種類のドラッグをやってるのかそいつに聞いてたね。でも今はこうやってここまでこれた!すごいよ。

-今後の予定で決まっていることがありましたら教えて下さい。

俺たちの次のステップは、ツアーに出て出来るだけ多くの場所に行き、BLOWSIGHTの音楽を広めることだよ。2013年には日本に行きたいと思ってる。THE HELLACOPTERSのNickeにそのことを言ったら、日本には世界で1番クレイジーな人々がいるってさ!自分の目で見てみたいよ!

-最後に、日本のリスナーへのメッセージをお願いします。

クレイジーなままでいてくれ。ルールをぶっ壊せ!あ、あとマンガのキャラクターのコスプレは続けてくれよ。超ホットだから!!