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INTERVIEW

COURAGE MY LOVE

2012.07.12UPDATE

2012年07月号掲載

COURAGE MY LOVE

Member:Mercedes Arn-Horn (Vo&Gt) / Phoenix Arn-Horn (Dr&Vo) / David Blake-Dickson (Ba&Vo)

Interviewer:山本 真由

-メロディアスでキャッチーな歌だけでなく、各パートのテクニカルでヘヴィな演奏もCOURAGE MY LOVEの魅力ですね。3人はいつ頃から音楽活動をしているのですか?

M:ありがとう!私たちはハードコアやパンク、メタルからとても影響を受けたの。だから私たちの制作過程でそれらが影響しているかも。Phoenixと私6歳のことから音楽の勉強を始めて、思い出せる限りずっと一緒に音楽をやっているわ。これはずっとやりたかったことなのよ。 P:ありがとう!みんなとても若いときから始めたわ。Cedesと私は13歳の頃からバンドで演奏を始めて、Davidは高校でたくさんのアコースティック音楽を書いたの。

D: 僕は6歳のころからいろいろな楽器を習っていたよ。ベースを始めたのは14歳のときだ。このバンドは初めて実際に加入したバンドだよ。

-若いうちから作曲をしていたということは、音楽的に恵まれた環境で育ったのでしょうか?子供の頃はどんな音楽を聴いていたんですか?

M:私の両親はSEX PISTOLS、THE RAMONES、Billy Idolなどのパンクが大好きだったの。THE BEATLESのようなもっとメロディックなものもね。それにJoan Jett、Janis Joplin、Nina Hagenのような女性のロックもよくかけていたわ。彼らの重たい音楽好きな嗜好が私たちの音楽への愛を芽吹きさせたんだと思う。

P:私はたくさんのパンクを聴きながら育ったわ。両親はRANCIDやTHE SEX POSTOLS、Nina Hagenなどが大好きだったから、いつも家や車で聴いていたの。最近ではいろいろな種類の音楽を聴くけど、やっぱりパンクには弱いわ。パンクを私からとることは絶対できないわ(笑)!

D: 僕の父親はアコースティック・ギターをよく演奏していて、両親は僕にいつも音楽のレッスンをとるよう勧めていたんだ。僕の両親は優しい音楽が好きだったから、たぶん反抗心からヘヴィなバンドをやりたがったんだろうね。僕が最初に買ったCDはBILLY TALENTのデビュー・アルバムだった。歪んだギターと重いサウンドに、すぐに恋に落ちたよ。

-メンバー3人とも仲が良さそうですが、女性2人に男性1人というのは珍しいバンド編成ですよね。実は、パワフルな姉妹に圧倒されてDavidが肩身の狭い思いをしている......なんてことはないですか?

P:ハハ、そんなことないといいけど!:P

M:私たち双子が15歳だった頃から3人は親友なの。Davidがバンドにいてくれてとても嬉しいわ。彼はあまり曲を書かないけれど、彼自身の方法でバンドの音を作り出しているのよ。それに仲介者がいることはいいことだわ。Phoenixは炎で、私は氷。Daveyは間の生温い水なの。

D:彼女たちに圧倒されたことはないよ。時々彼女たちのとんでもない音楽の才能にビビることはあるけれど、実際最初からとても楽しくてやりやすい環境だったよ。僕は他のバンドに入ったことはないから、比べる対象がないのかも。でも彼女たちと音楽をやるのは大好きだよ。他の友人とは比べられないくらい仲良しになったしね。

-昨年はVans Warped Tourにも出演し、多くのバンドと共演したと思いますが、印象に残ったバンドや思い出に残ったエピソードなどあれば教えてください。

M:私たちは本当にラッキーで、とても才能に溢れたバンドたちとツアーすることができたわ!THE PRETTY RECKLESSとThe Medicine Tourを回れたことや、PARAMOREやA DAY TO REMEMBER、THE DEVIL WEARS PRADAがWarped Tourにいて本当に素晴らしかったけど、特にお気に入りのバンドとかはいないの。私はツアーが大好きで、どのバンドもみんな大好きよ。

P:Warped Tourの思い出のひとつは、私たちのセットが終わった後物販のテーブルでサインをしていたときに、そのテーブルをぶっ壊したことよ。シャツやCDがそこら中に散らばって!本当に恥ずかしかったわ(笑)!

D:Warped Tourに参加できたことは本当に誇りだよ。僕が行った大きなショウはWarped Tourしかないんだ。僕のお気に入りのバンドをそこで見たことを覚えている。だからそのステージで、たくさんの素晴らしいバンドと一緒に演奏できて信じられないような気分だったよ。またすぐにやりたいよ!

-北米のみならず、今後さらに注目を浴びて活躍の場が広がりそうなCOURAGE MY LOVEですが、本作を引っ提げてジャパン・ツアーを行う予定はありますか?

M:日本でツアーをしたいと心から思っているわ!たぶんその時間があると思う。私は日本の文化に関しての全てのことが大好きなの!特にアートと寿司ね!

P:私たちは日本に行けるようにとても努力しているところよ。レーベルが決まって、アルバムをリリースできるんだから、きっとすぐ実現するわ!

D: 本当に行けたらいいなと思っているよ!新しい場所に行って新しいファンの人たちのために演奏するのが待ちきれないよ!

-日本に関してはどんなイメージを持っていますか?また、日本のバンドで知っているバンドはありますか?

M:私はまだ日本に行ったことがないけれど、Spinningや他のバンドから聞く話によると、日本はとても楽しい場所のようね。日本の個性が大好きよ。あともちろん、寿司ね!常に私の一番のお気に入りの食べ物よ。

P:私が知っている唯一のことは、あなたたちは寿司を発明したってこと。世界で一番最高の食べ物をね!愛しているわ(笑)!!! X JAPANという日本のバンドはとても気になるわ。彼らのドラマーはウェディング・ドレスを着て現われて、客席中をハムスターボールに入って転がり回るのよ!ほんと最高!

D: 日本はとても素晴らしい場所のように思えるな。ライヴをしに行って、日本の文化を感じられるといいな!

-最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。

M:全てのことを可能にしてくれて本当にありがとう!私たちの音楽をサポートしてくれて、ロックし続ける理由をくれてありがとう!大好きよ!早くツアーで会えることを楽しみにしているわ :)

P:私たちの音楽を聴いて、このインタビューを読んでくれて本当にありがとう!私たちは本当にラッキーだわ!ライヴで皆に会うのが待ちきれないわ!アリガト! :)

D:たくさんの愛とサポートを本当にありがとう。バンドはファンのサポートなしには存在することすらできないからね!