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INTERVIEW

KISSIN' DYNAMITE

2012.04.10UPDATE

2012年04月号掲載

KISSIN' DYNAMITE

Member:Jim Müller (Gt)

Interviewer:KAORU Translator: Yuga

-このアルバムの特色として、ヘヴィでありながらとてもキャッチーであるということが挙げられると思うのですが、このキャッチーさを生み出す為に工夫した点があれば教えてください。

そのキャッチーさはオレたち全員の中にあるよ!例えばオレはMOTLEY CRUEの「Same ol' Situation」みたいな曲が好きなんだ。メタルだけど、めちゃくちゃキャッチー。この特別なポップ・センスがポイントなんだ。オレにとっては、メタルやポップなコーラスを混ぜることは良い曲を書くための必須条件だね!

-タイトル曲「Money,Sex & Power」では、どのようなことが歌われているのでしょうか?

最近ニュースではどこでもDominique Strauss-Kahn(ドミニク・ストロス=カーン)やSilvio Berlusconi(シルヴィオ・ベルルスコーニ)の政界のセックス・スキャンダルのことばっかりやってるだろ?だからオレたちはBerlusconiの"なんちゃらパーティ"について賛辞を呈するつもりでこの曲を書いたんだ。この曲の歌詞は、ある誇大妄想家のビジネスマンと、彼の明確な主張である"この世で大事なのは金とセックスと力だけ"ということについて語っているんだ。

-Hannesの歌は表現力豊かでハイトーンの伸びが気持ち良いですが、歌の鍛錬の仕方について教えてください。

彼は女性器を毎日舐めているんだよ(爆笑)!良い声を出そうとして練習したってダメだよ。上手く歌うために練習はできるけど、良い声を持って生まれないとどうしようもないね。

-ツイン・ギターの絡みも絶妙ですが、ギター・ソロのメロディ・ラインは全て曲に添って作られているのですか?

ありがとう!これは随分長いプロセスでね。曲を書き終わったときに、それに一番合ったソロはどんなものかって考えるんだ。それを進化させて何回かジャムを繰り返していくと、ほらきた!ってね(笑)。カッコいいメロディができたら、それにちょっとクレイジーで速いリリックを付け足せば、ほら出来た!!メタルは時にめちゃくちゃ簡単だね!

-今作にプロデューサーはいますか?

もちろん!オレたちのプロデューサーとは2006年からずっと一緒にやっているよ。この素晴らしい友情で、オレたちはとんでもなく上手くいく作曲マシンになるんだ。彼とオレたちが曲のアイディアについて練っているときはいつもマジックが起こるよ。

-KISSIN' DYNAMITEはライヴ・パフォーマンスにおいても高い評価を得ていますが、ライヴをする上で特に大切にしていることはなんですか?

一番重要なことは、オレのアンプが最大ボリュームになっていることかな(笑)。オレにとっては50人の観客がいようが5万人の観客がいようが関係ない。もちろん5万人の観客がいたらとっても嬉しいけどね。オレたちはベストを尽くして、会場内にいる観客をロックさせるだけさ。ステージで演奏することはオレにとって何よりも重要なことなんだ。セックスよりもね!

-今作でKISSIN' DYNAMITEは更にワールド・ワイドに名を轟かすことになると想像しますが、来日については考えていますか?また、日本という国に対してはどのような印象をお持ちですか?

そう願っているよ!オレは日本で一度は演奏してみたいんだ!必ず実現させたい。あとは時間の問題さ。去年、色々なバンドに話を聞いたけど、どのバンドの奴も、日本は本当に世界中で最高だって言うんだ!日本人はみんなでっかいハートを持った、すごくいい人たちだってね。それに、日本にはたくさんの美しい女性がいるって聞いてるしね!

-最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。

オレたちのアルバムを買って、Facebookで"いいね!"を押して、オレたちのホームページを見て、出来る限りのサポートをして出来る限り早く日本にオレたちを連れて行ってくれ!みんなに会ってパーティーするのが待ちきれないぜ!ありがとう!!