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INTERVIEW

HIPOCRISY

2011.12.01UPDATE

2011年12月号掲載

HIPOCRISY

Member:Peter Tägtgren(Vo&Gt&Syn)

Interviewer:ムラオカ  Translator : Yuga

-2009年10月に11枚目のアルバム『A Taste of Extreme Divinity』をリリースしてからちょうど2年が経ちましたが、次のフルアルバムの制作は順調に進んでいますか?

順調だよ。今は曲を書いているんだけど、来年の末にはスタジオ入りできると思うな。

-もし次のアルバムの見通しがありましたら、どのような作品になるのかのヒントをください。

そんな驚くようなものになるとは思わないな。俺たちが最高の力を出し切って作ることのできる作品になることになるよ、それはこれまでと変わらないけどね。すごく前に俺たちはぴったりなスタイルを見つけることができたし、このまま変わらず続けていきたいと思っているよ。

-3枚目の『The Fourth Dimension』から『A Taste of Extreme Divinity』まであなた自身が常にプロデュースを手がけていますね。外からプロデューサーを迎えず、自分でプロデュースすることにこだわるのは何故でしょうか?またセルフ・プロデュースのメリットを教えてください。

俺たちが他のスタジオで他のプロデューサーをつけてレコーディングしたのは『The Fourth Dimension』だけだよ。あまり良い経験だったとはいえないし、結果にも満足していないんだ。Abyss Studioでのレコーディングの方が、何もかもリラックスして行えるんだ。変なプレッシャーもないし、新しいことをしたいときに自由に時間がとれるしね。俺たちにとってはそうやるのがベストで、今のところほかに方法はないと思っているよ。

-ギタリストのTomas Elofssonが2010年からツアー・メンバーとして参加していますね。以前のようにパーマネントのギタリストを加入させることは考えていますか?

いや、オフィシャルのギタリストを加入させる予定はないよ。Tomasは素晴らしいギタリストだけど、次のアルバムは3人でやるんだ。これまでもそれですごく上手くやってきているし、それを続けるつもりなんだ。

-次の20年の節目にはあなたはどのような将来を想像しますか?

俺たちはこれまでと同様まだまだ貪欲だよ。これからも良い音楽を書き続けるんだ。俺たちがとった5年間の休みは、バンドにとって本当に良いものだったと思う。「Long Time, No Death Tour」をやったとき、俺たちは気付いたんだ。これこそ俺たちのやりたいことで、ツアー中もまだまだ全然楽しむ事ができるってね。だからまたスタジオ入りして、次のアルバムのレコーディングを始めるのが待ちきれないよ。

-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

俺たちは日本に再び訪れたいと強く思っているよ。2004年に4公演日本でやったけれど、本当にすばらしかったんだ。だからまた日本のみんなのために喜んで演奏するよ。