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INTERVIEW

ANGELS AND AIRWAVES

2011.11.09UPDATE

2011年11月号掲載

ANGELS AND AIRWAVES

Member:Tom DeLonge(Vo&Gt)

Interviewer:山本 真由

-TomはBLINK-182の活動を再開し、他のメンバーもそれぞれ色々なフィールドで活躍していて、一時期AVAはもう活動しないのではないかと思っていました。何故再びAVAとして活動しようと思ったのでしょうか?

ANGELS AND AIRWAVESはサイド・プロジェクトではなくてフル・タイムのバンドだし、どういうことをやっていくかの目的もハッキリしているバンドだし、何せ始まったばかりのバンドだし、活動がなくなってしまうということはないんだ。

-初歩的な事に話が戻ってしまいますが、ANGELS AND AIRWAVESというバンド名(ロゴ・デザイン)のアイディアの1つには、Tomの娘さんの名前“Ava”があったという資料の記述を拝見しました。そこには、AVAというプロジェクトの起草に“家族”や“絆”という1つのテーマがあるように感じたのですが、実際そういった事柄からインスピレーションを受けて制作されているのでしょうか?

ANGELS AND AIRWAVESの頭文字を集めると「AAA」になるんだけど、この真ん中の「A」を逆さまにすると「V」に見えて、俺の娘の名前の「AVA(エヴァ)」みたいになるなってことで、そういうロゴにしたんだ。実際は「V」ではなくて「A」を表しているんだけどね。そうだね。このバンドでは人と人との繋がりをテーマにしてるよ。

-過去にBLINK-182とカナダ・ツアーを回った日本のHi-STANDARDは、今年再結成してシーンを盛り上げています。BLINK-182の復活アルバムに関して、Hi-STANDARDの難波さんは“BLINK-182を勝手に意識していたから嬉しい”というコメントを発表していますが、Tomはハイスタの復活についてどう思いますか?

Hi-STANDARDは随分昔から知り合いだよ。俺たちが出てきたときに既に彼らはアメリカのパンク・シーンでも有名なバンドだったんだ。彼らが再結成したっていうのは嬉しいニュースだね。凄く良いヤツらなんだ。俺たちを意識してくれてたっていうのもありがたいことだなぁ。

-TomはこれまでにAtticusやMacbethなどのファッション・ブランドにも携わってきましたが、お気に入りのファッションやこだわりがあれば教えてください。

Atticusは随分前に会社を売っちゃったけどね。今はMacbethのフット・ウェアをやってるよ。それから最近のお気に入りは、俺も関わってるlooserkids.comに反映されてるよ。

-また、TomはModlifeというSNSの企画・開発にも携わっていたようですが、そこで自身の作品『Love』の先行配信をするなど、様々なクロスメディアを駆使してオリジナルなプロモーションをしていることも興味深いです。それらの新しいアイディアはどこからでてくのでしょう?

Modlifeはテクノロジー企業で今、PEARL JAMやTHE WHITE STRIPES、それからANGELS AND AIRWAVESなんかの配信をやってるんだ。俺は常にクリエイティヴな人間でありたいし、新しい波を作りたいと思ってる。みんなが話題にするような新しいことをね。人と違うことを探して常にチャレンジすることに意味があると思ってるから、常に何か新しいことができないか考えてるんだ。

-前回の来日はPUNKSPRINGへの出演でしたが、次回はアルバムの完成された世界観を実演して頂くためにも是非単独でツアーして欲しいです!AVAの来日に期待する日本のファンへのメッセージをお願いします。

日本の文化は俺たちがやることに多大な影響を与えているんだ。音楽だけじゃなくてグッズとかのアート的な側面でもね。俺たちだけじゃなくてアメリカのアート界にとって凄く大事な国なんだよ。だから日本のことは大好きだし日本でショウをやるのが常に楽しみなんだ。来年単独ツアーできるように調整を頑張ってるところだから、みんな待っててくれよな!