INTERVIEW
GRAVEWORM
2011.10.14UPDATE
2011年10月号掲載
Member:Stefan Fiori (Vo)
Interviewer:米沢 彰 Translator : Yuga
-シンフォニーやキーボードのパートに限らず、ギターなど様々なパートがクラシック的なフレーズを取り込んで、独自のサウンドに昇華させていますね?ヘヴィ・ミュージック以外に普段どういった音楽を聴かれるのですか?
俺たちはそれぞれみんなバラバラのスタイルの音楽を聴くよ。俺はKATAKLYSM、BEHEMOTHのようなデス・メタルや、モダンなバンドだとIN FLAMESやHEAVEN SHALL BURNなどを聴くんだ。ドラマーのMartinは昔のMACHINE HEADのファンだし、EricはTHE OCEANなどのすごく違うテイストの音楽を聴くよ。他のみんなは何でも聴くようだ。
-コンスタントにリリースを重ねながら、既に15年以上活動を続けていらっしゃいますが、長く活動を続けてこられた要因はどういった所にあると思いますか?
来年で20年になるよ。とても長い時間ではあるけれど、俺たちが前に進み続けている一番大事な理由は、やっぱりライヴやツアーをとても楽しんでいることだと思う。新しい人に出会うのは素晴らしいことだし、様々な国を見たり、そしてステージに上がれるということは俺たちに起こりうる最高のことだと思うよ。
-GRAVEWORMというバンド名に込められた意味を教えて下さい。
とくに特別な意味はないかな。この名前がつけられたのは、俺たちが音楽を作り始めた頃、そして色々なデス・メタルのカヴァー・ソングを演奏していた頃なんだ。例えばNAPALM DEATH、MASSACRE、PROTECTOR、CANNIBAL CORPSEとかのね。ある日、プロモーターが俺たちにショウをやって欲しいと言ってきたんだけど、残念なことにバンドに名前がなかったんだ。だから俺たちは辞書を開いて、一番最初に見つけたデス・メタル・バンドっぽい名前がGRAVEWORMだったんだよ。
-前々作『Collateral Defect』で日本デビューを果たされていますが、これまでに日本のファンなどからのリアクションはどのようなものがありましたか?
本当に素晴らしかったよ。とてもポジティヴな反応をたくさんもらった。近い将来に日本でライヴをする機会ができたらいいのにって思っているんだ。俺たち本当に日本に行きたいんだよ。
-バンドの今後の予定を教えて下さい。
今はリリースを心待ちにしているんだ。その前は、「See No Future」のビデオを作って、できるだけたくさんのライヴをするよ。そして、もうすぐ20周年記念がやってくるから、何か特別なことをしたいと思っているんだ。今のところ何も決まっていないけど、考えているところだよ。
-日本のファンへのメッセージをお願い致します。
このインタビューの機会をくれてありがとう。俺たちの新しい作品を是非楽しんでほしい。早く日本に行って、みんなとステージの前で会うのが楽しみだよ。