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INTERVIEW

TITLE FIGHT

2011.05.10UPDATE

2011年05月号掲載

TITLE FIGHT

Member:Ned Russin(Ba&Vo)

Interviewer:山本 真由

-日本盤にはボーナス・トラックが収録されていますが、どのように選ばれたのですか?

日本でのリリースは何か特別な物にしたかった。何曲か候補があったんだけど、その中から選んだよ。良い曲だとは思っていたけど、アルバムには何かフィットしていないように思えて外していた曲だったんだけど、こういう形で発表出来てよかったよ。

-また、日本盤はオリジナルとは異なるアートワークを採用しているようですが、それぞれどんな意味が込められているのですか?

オリジナルのアートワークは友達のJohn Slabyによって描かれたよ。00年初頭ぐらいの地元の絵なんだ。

-デビューEPのタイトルにもなっている地元ペンシルバニアのキングストンとはどんな土地ですか?

小さくて退屈な街さ。アメリカの小さな街をイメージしてもらえたら分かるかな?でも、そこで育ったから愛着がある。

-また地元にはどんなシーンがありますか?同世代で共感するバンドがいれば教えてください。

地元は20年近くも根強いローカルなシーンが存在しているよ。キングストンはペンシルベニア州ウィルキス・バレの郊外にあってBEDFORD、FROSTBITE、COLD WORLD、DEAD END PATH、WAR HUNGRY、UNITED YOUTHなど、たくさん素晴らしいバンドがいる。

-あなた方は以前に、SSE(恵まれない女性への乳がん治療及び予防支援基金)によるベネフィット・シャツ・シリーズ、The Shirts For A Cure Projectに参加したり、亡くなったいとこの遺族の為のベネフィット・ショウを企画したりしていて、困難な状況にいる女性たちに対してサポートする姿勢にとても共感を覚えました。そういった活動をするにあたって、何か影響を受けたことや信念のようなものはありますか?

微力ではあるけどサポート出来て誇りに思うよ。こういう音楽を通して、世の中に貢献出来ることは素晴らしいと思うよ。

-昨年はNYハードコア・シーンの兄貴的存在、H2Oと共に来日公演を行いましたが、その時のエピソードや日本の印象など教えてください。

日本でツアー出来たことは最高の経験だったよ。凄く興味深い国だし、アメリカとは違う。でも、居心地もよかったし、旅をしていて困ることもなかった。H2Oは最高だよね。毎晩ライヴを観れたし、一緒にハングアウトしたよ。あ、日本では松屋に行ったり、大阪では自転車に乗ったことなんかを思い出した!すぐ戻れるといいね。

-現在日本では地震や原発の影響でライヴが延期になったり、海外バンドの来日がキャンセルになったりして、多くのロック・ファンがフラストレーションを抱えています。TITLE FIGHTのライヴを切望する日本のキッズにメッセージをお願いします。

TURNING POINTというバンドが「夜明け前がもっとも暗闇に包まれている」という歌詞を書いていたんだけど、こういうことが起こることは最悪ではあったけど、きっと人々は力を合わせて乗り越えると信じているよ。