INTERVIEW
ORESTEA
2011.01.11UPDATE
2011年01月号掲載
Member:Lisa Avon(Vo) Lloyd Wilson(Gt)
Interviewer:ムラオカ
-楽曲制作はどのような方法で行っているのでしょうか?
Lisa:通常、誰かがアイディアを持ってきて、それからバンドで一緒に作っていくの。
私たちは1人で全ての曲を書くよりも、こっちの方法が合っているみたい。こうやって曲を書くことで、どの曲も私達全員の考えが入るから。この作曲の仕方は私たちの特徴的な音を形づくるのにすごく役立っていると思うわ。
-楽器隊は時に最新型のメタルコアとも言いたくなる、ヘヴィなサウンドを奏でていますが、Lisaは常に美しいメロディ・ラインをキープしていますね。そのコントラストが非常に魅力的と感じたのですが、この意見には同感ですか?
Lloyd:その意見に同感せざるを得ないね。僕達は違った音を作りだそうと思っていたんだ。バンドの音は、自分達の様々な音楽の趣向と影響を受けた音楽から成り立っていると思う。僕達は、素晴らしく美しいメロディ・ラインとメタル・バンドの力強さを合わせた音を作りたいと思っていたんだよ。
-メンバーによってニューメタルやエモ、メタルコアと聴く音楽がバラバラですね。
皆バラバラの趣向だとバンドの方向性がなかなかまとまらなかったりと大変なことはないですか?
Lloyd:その通りだね。僕達はすごくいろんな種類のバンドを聴いていて、自分達の演奏にいろんなバンドのスタイルを合わせているんだけど、共通して好きなバンドがたくさんあるよ。例に挙げるとDREAM THEATER、ALTER BRIDGE、KILLSWITCH ENGAGE、ARCH ENEMY、AVENGED SEVENFOLDのようなバンドが僕達みんなが共通して気に入っているバンドなんだけど、すごく幅広いスタイルがあるんだよね。
-Lisa嬢がもっとも尊敬している女性ヴォーカリストを教えてください。
Lisa:私はPARAMOREのHayley Williamsをすごく尊敬しているの。彼女はフロント・ウーマンとしてすごく上手にやっているなと思うし、世界中の女性ヴォーカリスト達にとって素晴らしく、お手本となる人物だと思うわ。彼女はメディアにわざわざ取り上げられようとしないし、ステージではすごくナチュナルにしてる。私は彼女が音楽を売る為にセクシーに演じようとしていないところも好きなの。
たくさんの女性ヴォーカリスト達がセクシーさを売りにしているけど、そのことが女性ヴォーカリストの悪評になってしまっているのよね。
-Lisa嬢のフェイヴァリット・バンドにFOREVER NEVERが上がっていましたが、それ程知名度が高いバンドではないと思いますが、彼らとは知り合いなのでしょうか?
Lisa:FOREVER NEVER は、私たちのいい友達なの。私はずっと彼らのファンだったから、彼らと一緒にライヴが出来てすごく良かったわ。私は彼らの大ファンだから、彼らの曲の歌詞を全て知ってるのよ!ステージに上がって一緒に歌ったこともあるの。彼らと一緒にライヴが出来て本当に良かったわ!
-DREAM THEATERをライヴでカヴァーしているという話を聞いたのですが、これは事実ですか?
Lloyd:それは事実だよ!僕達は、「As I Am」を演奏したんだ。DREAM THEATERのJohn Petrucciは僕が一番好きなギタリストだから、僕が演奏するのにすごく影響を受けている人がいるバンドの曲をカヴァーするのは素晴らしいことだったよ。僕は、彼の感情に訴える美しいリードに、クラッシュしてるリフをミックスしているやり方がすごく好きなんだ。
-本作は日本でリリースが決まりましたが、他の国ではどのような状況なのでしょうか?
Lloyd:僕達の目標は、世界中の人にアルバムを聴いてもらうことなんだけど、すごく時間がかかるだろうし、なかなか難しいだろうなと思ってる。僕達は、UKでのアルバム・プロモーション・ツアーを終えたばかりなんだけど、来年の3月、4月のツアーを計画しているところだよ。僕達は夏に行われるいくつかのフェスティバルに出演して、年末までにヨーロッパでいくつかショウが出来たらいいなと思っているよ。出来る限り早く日本に行って、ファンの為に演奏したいと思っているんだけどね。
-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
Lisa:あなた達がアルバムを気に入ってくれたらいいなと思っているわ!
私たちが近い将来日本に行って、ファンの為に演奏できるように祈っていてね!