INTERVIEW
MELEEH
2010.05.07UPDATE
2010年05月号掲載
Member:Thomas Österberg(Gt) Thomas Florén(Vo)
Interviewer:ムラオカ
-実際にどのような内容について歌っているのか、いくつかの曲をピックアップして解説していただけますでしょうか?
TF: これはあくまで俺の解説で、翻訳として捉えないで欲しい。言葉というものは、誰もが自分の経験や、捉え方があって当然で、自分の感じるように歌詞は受け取ってもらいたいんだ。
「Trauma」は俺が17歳のころ、古い大親友が自殺をしたんだ。数年後、俺はこの事が俺にとってトラウマとなっているということに気がついたんだ。「Vowbreaker」はアルコール依存症についての歌さ。それは許すこと、そして憎しみを解き放ち、愛することをおぼえることなんだ。「Sun and moon」は人、場所、出来事、あらゆることを俺は憎んで生きてきた。でも俺は自分のことが一番嫌いだということに今気がついたんだ。
-私はスウェーデンのバンドにインタビューをする機会が多いのですが、スウェーデンというとどうしてもメタルやハードロックがロック・シーンの主流を占めているように思われますが、あなたがたのようなハードコア・バンドのシーンというのは実際どのくらいの規模で存在しているのでしょうか?
TO: 大きいけど、閉鎖的、そんな感じさ。クラスト系のキッズ、エモ系のキッズ、がそれぞれ自分たちの好きなバンドだけを応援しているって感じだよ。それが一緒になることは滅多にないんだ。悲しいことだと思う。でもスウェーデン南部には色々なハードコアやパンクロックをごちゃ混ぜにして盛り上げようとしているオーガナイザーもたくさんいるのは救いさ。
-最後に日本のハードコア・ファンにメッセージをお願いします。
TO: 俺たちは日本でみんなの前でプレイしたいっていつも言ってるんだ。いつか、近い将来、それが実現する事を祈ってるよ!ありがとう!