－MySpaceのphotoにはファンの写真をたくさんアップしているところからも、ファンをとても大切にしている様子が伺えます。本作『<3』はアメリカでは既にリリースされていますが、地元のファンからもたくさんのコメントが寄せられたと思いますが、『<3』の反応はいかがですか？

僕達のファンは、とても素敵だよ。彼らのおかげで僕達がいるんだから。『<3（ハート）』は、彼らからいつも受け取ってるよ。今回の作品のタイトル通りだね。

－『<3』というアルバムタイトルは、とても現代的でユニークだと思うのですが、このタイトルにはどんな意味が込められているのですか？

<3は、インターネットで使う言葉だよ。ハートとかラヴっていう意味さ。色々とアイデアはあったんだけど、みんなが納得したのがこの<3だったんだ。

－収録曲はいずれもポップで、明るい気持ちになれる楽曲ばかりですね。メインソングライターはどなたですか？ソングライティングのプロセスを教えて下さい。

基本は、ヴォーカルのJoeが大まかなアイデアを持ってくるんだ。それを、みんなでスタジオで演奏しながら、ひとつにまとめていくって感じだね。そして、Joeがまとまってきた楽曲に歌詞をつけていくんだ。

－「A Playlist Killed The Mixtape」や日本盤ボーナス・トラックとして収録される前作EPの代表曲「Baby You Amaze Me」のイントロで打ち込みサウンドを取り入れていますが、それ以外は生楽器をフィーチャーするなどバンドサウンドに重心を置いていますね。この辺はあなた方のこだわりなのかなと思ったのですが、いかがでしょうか。

エレクトロの要素を楽曲に取り込みたかったし、それが俺達の<3（ハート）から生み出されたものだからね。だから、キッズにも<3（ハート）で、俺達の音楽を聴いてもらいたいって思っているよ。

－シンセサイザーも効果的に働いていますね。それ故、「ダンス・エモ」などの特定のジャンルにカテゴライズされることもあるでしょうけど、抵抗はありますか？

俺達のサウンドは、パワーポップとかエレクトロ・サウンドだから、特に抵抗はないかな。アメリカでもダンス・エモみたいな感じで、よくジャンル分けされるしね。

－既に新曲「She's Everything」のダウンロード販売が始まっていますね。フルレングス・アルバムのリリースも近いのでしょうか？

常に新しいアイデアを基に作曲はしているよ。新しいアルバムを出したいけど、今はたくさんの新しい楽曲を作曲することを頑張っている所さ。

－バンドの将来の目標を教えて下さい。

この2ヶ月から3ヶ月の間に、新曲を完成させたりレコーディングをするつもりだよ。11月くらいには、またツアーに出る予定だよ。