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FEATURE

MODESTEP

2015.07.22UPDATE

2015年07月号掲載

ロンドンの4人組、MODESTEPが新作を引っ提げ、SUMMER SONICに来襲! ダブステップとロックのクロスオーヴァーを過激に推進する4人組の新たなスタートを聴き(観)逃すな!

ライター:山口 智男

1年7ヶ月ぶりとなる再来日を、"SUMMER SONIC 2015"出演という形で実現させるロンドンのダブステップ・ロック・バンド、MODESTEP。ダブステップを始めとするエレクトロニックなダンス・ミュージックとロックのクロスオーヴァーを過激に推し進める彼らが2年という時間を掛けて、完成させた2作目のアルバム『London Road』が7月29日、ついにここ日本でもリリースされる。
2013年2月にリリースしたデビュー・アルバム『Evolution Theory』の大ヒット(UKダンス・チャートNo.1)を受け、その年の秋には2ndアルバムの制作に着手したにも関わらず、リリースまでに時間がかかってしまった理由はメンバーの脱退も含め、バンドに転機が訪れたことだったようだ。
2001年からDJとして活躍していたJosh(Vo/Key)とTony(Prog/Gt)のFriend兄弟がインターネット上のラジオ番組、"Modestepradio"を経て、Nick Tsang(Gt)、Matt Curtis(Dr)とともにバンド編成でライヴ活動を開始したのがMODESTEPのスタートだった。それが2010年ごろのこと。その後、YouTubeで発表した「Feel Good」のビデオをきっかけに注目され始めた彼らはメジャー・レーベルと契約を結ぶと、フェス出演も含め、ライヴ活動を行う一方、「Sunlight」を始めシングルを次々にリリースしながら、自分たちの存在をイギリス全土に浸透させていった。
そんな活動がデビュー・アルバムの大ヒットに実ったことはすでに書いた通りだが、新作に取り掛かっていたにもかかわらず、2014年1月、NickとMattが自分たちのキャリアを追求したいとバンドを脱退してしまう。その後、ほどなくKyle Deek(Gt)とFUNERAL FOR A FRIENDのPat Lundy(Dr)を迎え入れたものの、ひょっとしたらJoshとTonyはそこで立ち止まることを余儀なくされたとき、このまま流されてもいいんだろうか、と自分たちのキャリアについて考えたのかもしれない。KyleとPatが加わるまでの間、DJスタイルで何度かライヴをやったこともあるという。それが新作における原点回帰というテーマを導き出したのかもしれない。Joshは新作について、こんなふうに言っている。

"かつて俺たちを刺激したアーティストたちと作りたかったんだ。俺たちをダブステップに夢中にさせた人たちだよ。そのころのヴァイブを取り戻したかったんだ"

タイトルの"London Road"とは、JoshとTonyが育った通りの名前だそうだが、新作はロンドン・ロードで育った少年たちがそこでどんな音楽を聴いてきたか、その軌跡を物語るコンセプト・アルバムでもあるという。もちろん、彼らのインスピレーションとなったFUNTCASE、TEDDY KILLERZ、SKINDRED、Big Narstieといったアーティスト/バンドと共演しながら、自分たちが受けてきた影響をただ羅列しただけの作品ではない。自分たちの原点を見つめ直したうえで自分たちが本当に求めるMODESTEPのサウンドを、ここで改めて提示することが新作の1番のテーマだったのだろう。その意味では、前作の延長上で、よりミクスチャー度を増したダンサブルなサウンドのみならず、RISE TO REMAIN、FUNERAL FOR A FRIENDといったバンドを渡り歩いてきたPatの加入が大きかったのか、前作以上にハードロック/ヘヴィ・メタルに接近したことで、さらにラウドになった演奏も大きな聴きどころだ。EDM、R&B/ヒップホップ、レゲエなど、さまざまな要素が入り混じる曲が並ぶ中、Track.5「Feel Alive」、Track.7「Snake」なんてMUSEのファンにも薦めてみたい。
メンバーたちが自負している"MODESTEPの新たなスタート"。アルバムはもちろん、SUMMER SONICでもぜひ見届けたい。ファンの期待に応える激アツのライヴを見せてくれるに違いない。



MODESTEP
『London Road』
[Ariola Japan]
BVCP-40200 ¥2,222(税別)
2015.07.29 ON SALE!!
amazon | TOWER RECORDS | HMV
 
1. Damien (feat. Funtcase)
2. Make You Mine (feat. Teddy Killerz)
3. Machines
4. On Our Own (feat. Culprate)
5. Feel Alive
6. Rainbow (feat. Partysquad)
7. Snake
8. Nightbus Home
9. Seams
10. Sing (feat. Trolley Snatcha)
11. Circles (feat. Skindred)
12. Game Over (Modestep & Rude Kid ft. Big Narstie, Dialect, Discarda, Flowdan, Frisco & LayZ)

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