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INTERVIEW

PREPARED LIKE A BRIDE

2014.07.10UPDATE

2014年07月号掲載

PREPARED LIKE A BRIDE

Member:Connor Grant (Ba)

Interviewer:米沢 彰

-はじめまして!激ロックと申します。あなた方へのインタビューは初めてですので自己紹介をお願いします。

日本のみんな、こんにちは!オーストラリア、ゴールドコースト出身のPREPARED LIKE A BRIDEだよ。

-2009年の結成から今作のリリースまで、あなた方の主な活動を教えていただけますか?

俺たちは2009年からガレージで音を合わせ始めたんだ。そして最初のデモ音源『Within World's Apart』をリリースして、2010年は国内でのツアーに明け暮れた。2012年の9月に2作目のEP『A Dangerous Journey』をリリースしたんだけど、この作品で俺たちがこの2年間でミュージシャンとして成長したってことは証明できたと思ってる。この作品をリリースできたから、国内でもそれまで行ったことがなかった場所にも行けたし、初の国外ツアーとしてニュージーランドに行くこともできた。2013年は『Overcomer』の制作に入ったんだけど、その合間に国内ツアーをたくさん経験した年だった。そして2014年にはこの『Overcomer』をリリースすることができたよ。

-本作は本国オーストラリアでは既に2月にリリースされておりますが、反応はいかがですか?

勿論俺たちとしてもこの『Overcomer』で到達したい目標はあったけど、正直なところ思っていた以上にいい反応があったよ。『Overcomer』はチャートでも30位に入ったんだけど本当に驚いたよ。ここまでの反応ははっきり言って想像以上だったね。

-海外からの反応はありましたか?

アメリカからはとてもいい反応があって嬉しかったよ。

-あなた方のサウンドはハードコア、デスコア、スクリーモ、Djentなど幅広い音楽ジャンルからの影響が感じられますが、これまでにどういったアーティストから影響を受けてきていますか?

楽曲はギターのRumondが全て作るんだけど、彼が音楽的に何に影響を受けたかっていうのはピンポイントで言うのは難しいなぁ。ただ5人共通してみんなが好きなバンドはTHE DEVIL WEARS PRADAだよ。音楽に対する情熱、取り組み方、音楽性、ライヴのパフォーマンス、全て素晴らしいバンドだよ。

-あなた方のサウンドは正直分類が難しいと思いますが、ご自身では自らのサウンドやジャンルをどのように捉えていますか?

それは俺たちにも難しい質問だよ。強いて言うならばメロディックで、エモーティヴでアトモスフィリックなメタルコアかな。

-どの曲もイントロからかなり特徴的で異なった表情を持っているように感じます。それぞれ作曲者が異なっていたりするのでしょうか?

さっきも言ったけどRumondが基本的には全て作曲は担当している。歌詞は全曲ヴォーカルのRyanが書いてるよ。通常、まずRumondがデモを作って持ってきて、それを各パートが練習して、Ryanは歌詞を付けてみんなでスタジオで合せてみる。ジャムってるうちに少し変わったりすることもあるけどね。

-小節を跨いだシンコペーションで独特のリズム感を作り出しているパートが特徴的ですが、作曲はどのような方法で行っているのでしょうか?

何から作るかはバリエーションがあるけど、多いのはギターのリフからか、ドラムのパターンからアイディアができることが多いかな。どっちでも上手くいくよ。

-元BEFORE THEIR EYESで現在はTHE PLOT IN YOUというメタルコア・バンドでヴォーカルを務めているLandon TewersをTrack.7「Through Hell」でゲスト・ヴォーカルに迎えているようですが、どういった経緯でLandonが参加することになったのでしょうか?

俺たちは全員Landonの感情をむき出しにしたヴォーカル・スタイルのファンなんだ。彼はちょうどオーストラリアをツアーしているところで、運よくスタジオでヴォーカルを録ることができたってわけさ。