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INTERVIEW

I AM ABOMINATION

2010.06.10UPDATE

2010年06月号掲載

I AM ABOMINATION

Member:Phil(Vo)

Interviewer:ムラオカ

-“I AM ABOMINATION”とは非常にインパクトのあるバンド名ですね?
このバンド名はメンバー全会一致で決まったものなのでしょうか?また他に候補はありましたか?

POISON THE WELLの曲の歌詞を何気なく見ていたときにふっとよぎったんだ。“I AM ABOMINATION”っていう言葉を見て俺達が歌おうとする内容に合っているんじゃないかって思ったんだ。Brandonと俺がその名前を思いついてからすぐにバンドの残りのメンバーに見せたんだけどみんな気に入ってくれたんだ!!他に候補は特になかったんだ。“I AM ABOMINATION”が最初に思いついたバンド名なんだ。

-『To Our Forefathers』リリースおめでとうございます。本国から少し経ってのリリースですが6.23に日本でもリリースされることになりましたね?日本でリリースされることが決定したときの気持ちを教えてください。

とても嬉しいよ。俺と他のメンバー5人とで去年の夏に作り始めたものが、インターナショナルにリリースされるようなものになったなんて本当にすごいことだよ。
俺は自分自身と他のメンバーによく頑張ったって言葉をかけてあげたいと思うよ。

-GOOD FIGHT MUSICはまだ新興レーベルですが、あなたがたのクオリティですと恐らく他のレーベルからもリリースのオファーがあったのではないかと想像できます。その中からもGOOD FIGHT MUSICと契約したのはなぜでしょうか?

実際のところ、他にもいくつかオファーはあったよ。ほとんどバンドがそうすると思うんだけど、俺達はメンバー皆が納得できるオファーが来るまで待っていたんだ。そして俺達は正しい決断をすることができたって思っているんだ。GOOD FIGHT MUSICからオファーを受ける前にいくつか他のレーベルからオファーを受けてたんだけど、彼らがまず一番に気にすることはイメージだったんだ。醜い奴らじゃないことっていうこと。でも俺達は、音楽的な才能がヘアスプレーなんかでヴィジュアルを整えるよりも大事だって思ってるんだ。GOOD FIGHT MUSICのCarlが初めて俺達にアプローチをしてきてくれたときは、彼はそういうイメージのことなんて気にしなかったんだ。
彼は俺達の為のプランをよく考えてくれて俺達はGOOD FIGHT MUSICこそが俺達の所属すべきレーベルだなって思ったんだ。
GOOD FIGHT MUSICの人達はとても一所懸命頑張ってくれているし、俺達がした決断は 正しかったんだってとても満足しているよ。

-メンバーそれぞれの、音楽的ルーツを教えてください。

俺から言えることとすれば、俺達はEVERY TIME I DIE、PROTEST THE HERO、 BETWEEN THE BURIED AND MEとかをリスペクトしてるってことかな。 でも俺達は他にもいろいろな音楽でインスピレーションを得ているんだ。NECROPHAGISTとかCIRCA SURVIVEとか。

-これだけ複雑な演奏をライヴで再現するのは非常に大変なのではないでしょうか?

俺達は一所懸命努力してるし体を鍛えてるから全く問題ないよ。

-あなた方のライヴはライヴ感を重視して作品とライヴは別物だと考えるタイプでしょうか?それともライヴでもきっちり作品のクオリティを維持したいと考えるタイプでしょうか?

俺達はエネルギーとテクニックとの適切なバランスを取りつつライヴ・パフォーマンスをやりたいんだ。ヘッドバンギングし過ぎて演奏がおろそかにならないようにしたいんだ。

-ヴォーカルのPhilはメタル・バンドらしからぬ独特なヴォーカリゼーションですね?
PhilはI AM ABOMINATIONに加入する前にはなにか音楽活動をしていたのでしょうか?

俺は数ヶ月間地方のコンサートのブッキングを行う仕事をしていたんだ。I AM ABOMINATIONは初めて入ったバンドなんだ。バンドを始める前の数週間は俺に歌う力があるのかどうかさえよく分からなかったんだ。

-またFALL OUT BOYのヴォーカリストのPatrick Stump に似ていると感じたのですが影響は受けていますか?またPeteの影響を指摘されることはありませんか?

いや、彼の影響はあまり受けてないんだけど、そう言われると光栄に思うね。
正直なところ、彼の影響を指摘されることは今までなかったと思うよ。

-ShawnとZachのツイン・ギターは非常にテクニカルですね? 最近のメタルコアやスクリーモ・バンドというよりDREAM THEATERなどのプログレッシヴ・メタルに近いプレイ・スタイルだと感じたのですが、実際にはI AM ABOMINATIONのギター・サウンドはどのようなバンドの影響を受け、どのようにしてプレイ・スタイルが構築されていったのでしょうか?

Shawnはツアーを回るときに参加してくれているギタリストなんだけど、まるで機械のように正確だよね!!俺は今のところツアーには参加していないんだ。 楽曲制作の方に没頭したいと思っているからね。でも俺は楽曲の全てを手がけているし アルバムではギターを弾いているよ。
俺のお気に入りのバンドTOP5は、BETWEEN THE BURIED AND ME、ECROPHAGIST、 PROTEST THE HERO、CIRCA SURVIVE、PERIPHERYなんだ。
俺は最初は耳で聴いてギターを覚えたんだ。俺はいつもあらゆるスタイルのギター・サウンドを俺のソロ・パートやリフに取り入れるようにしているんだ。できるだけいろんな要素を持ったものにしたいからね。