MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

ROA

2017.04.11UPDATE

2017年04月号掲載

ROA

メンバー:Masatomo(Vo) SHU(Gt) TONO(Gt) Miyo-C(Ba) AKABA(Dr) Moroboshimann(津軽三味線)

インタビュアー:山口 智男

-AKABAさんはさっきパンクっておっしゃっていましたけど。

AKABA:もちろん、ハイスタ含め日本のメロコアも大好きなんですけど、ジャンルに対するこだわりってないんですよ。だから洋楽も邦楽も分け隔てなく聴きますし。ただ、自分がやっていて一番気持ちいいのは、ストレートなロックなんです。一番かっこいいと思うのはFOO FIGHTERS。そういうのが好きですね。高校生のときに音楽を始めたんですけど、そのときはヴィジュアル系とかメタルとか、そういうところからスタートしてパンクに行きつつ、ドラマーってわりと重宝されるので、いろいろなジャンルで叩かせてもらう機会も多かった。そういう意味では自分が活躍できる場を、いろいろなバンドが与えてくれた。どのジャンルでやる、やらないではなく、"お前のドラムが好きだから一緒にやってくれよ"って人がたまたまパンクだったり、ロックだったり、メタルだったりって感じでいろいろなところにいたってことが、僕のバックボーンになっているんです。

SHU:僕は初めて音楽=かっこいいとなったのが、ゆずでした。そこからアコギをやりだして、バンドとして初めてかっこいいと思ったのが僕もハイスタ。そこからFAT WRECK CHORDSのバンドを聴き漁っていったという感じです。ただ、パンク・バンドをやりながら、当時のライヴハウスでひとバンド目から最後のバンドまで全部パンクっていうのがだんだんつまらなくなってきて、人と違うことをやりたいと思うようになりました。だから違うジャンルの音楽を聴いたら自分の肥やしになるんじゃないかって、かなり幅広く音楽を聴くようにしています。でも、基本はゆずなんで、メロディがかっこいいバンドなら何でも好きです。

TONO:僕はL'Arc~en~Ciel生まれFAT WRECK CHORDS育ちです。中学生ぐらいで、いわゆるEpitaph四天王のRANCID、NOFX、THE OFFSPRING、PENNYWISEにハマッて、2ビートしか愛せない、ズタズタ言ってれば何でも好きみたいな時期からいろいろ聴くようになって、NO USE FOR A NAMEをきっかけに、メロディがいいバンドにだんだん走っていったりもしているんですけど、なんだかんだ、未だに一番好きなのはNOFXです。

AKABA:意外とパンクが多かったっていう(笑)。

TONO:でも、弾くリフが意外にメタリックなものが多くて。

-そうそう。今、お話を聞きながら、ギター・リフはメタルっぽいのにメタル好きがいないんだと思っていたんですよ。

TONO:うちの母親がメタルが大好きで、幼稚園のころからVAN HALENとかMETALLICAとかが寝るときに流れていたんですよ。だから、僕からしたら歌謡曲みたいな感覚なんです。

-Masatomoさんはミクスチャーとおっしゃいましたけど、バンドで言ったらどのへんが好きだったんですか?

Masatomo:RAGE AGAINST THE MACHINEは今聴いてもクソかっこいい。日本だと、ハードコアが入っているバンドも好きだったんで、SPANAMが超好きでしたね。あとはBACK DROP BOMB、Dragon Ash。ああいうのが一番好きでした。日本語の詞が絶対的に好きだから、1曲フルで英語で歌詞を書くことは今後も考えてないんですけど、日本語と英語の語呂合わせや日本語の歌詞をアウトプットするとき、どう洋風に聴かせるかは、そこらへんの影響が出ていると思います。実は歌詞に縦書きが入っているんですよ。

-横書きの歌詞の頭の文字を縦に読むと、ちゃんと文章になっていますね。

Masatomo:この縦書きのことを話すの、実はこのインタビューが初めてなんですけど、あれは前のバンドのとき、歌詞に秘密がないのが面白くないと思って、1曲だけ、頭の文字を縦に読んでも文章になる歌詞を書いたんですよ。AKABAさんにその話をしたら、"全曲それでやれ"って(笑)。マジ言わなきゃよかった。でも、一応言ったんですよ。"そんな書き方したら2年でネタ尽きて、バンド終わりますよ"って。そしたら、"それでもいいから"って。だからもうすぐ解散です......っていうのは冗談ですけど(笑)。

-語呂合わせや韻に加え、縦に読んでも意味が通じるようにするんだから、歌詞を書くのはすごく大変だろうなって。

Masatomo:正直、大変っす。

SHU:メンバー全員、大変だろうなって(笑)。

Masatomo:理解はしてくれていると思うんですけど、やっぱり締め切りってあるじゃないですか。そういうときは、"頑張ってくださいとしか言えません"って(笑)。

AKABA:でも、彼にしか書けないものだから、そんなふうにしか言えない(笑)。

Masatomo:わかってるなって思うのは、俺、無理強いされたら逃げちゃうタイプなんですよ。でも、"無理だったらやらなくてもいいですよ"って言われちゃうと、頑張っちゃうんです。だから、うまいことやってるなって(笑)。うちのおかんより、俺のこと扱うのがうまい。

-1曲、歌詞を完成させるまでにかなり時間がかかるんじゃないですか?

Masatomo:いや、コンセプトが決まったら早いですよ。リード曲の「Ooparts」(Track.3)は1週間かかったか、かからなかったぐらい。アルバムのリード曲がないよねって話から"レコーディングは1週間後だけど、1曲作るか"ってなって。アルバムのタイトルは"OOPARTS"って決まっていたんで、それのリード曲でしょ。じゃあ「Ooparts」でいいやと思って、オーパーツのことを調べ始めたら、書きたいことがバンバン出てきたんで、そこから1週間ぐらいで、ばばばっと。

AKABA:歌詞の縦のラインがちゃんとその曲の真意になっているところは、ホント、すごいと思いますよ。