INTERVIEW
DEAL OF CLOWN
2015.11.24UPDATE
2015年11月号掲載
Member:Kohey(Vo/Gt)
Interviewer:山本 真由
-すべての楽曲について、DJの要素を抜いたとしても、3ピースとは思えないほどの音の厚みからは、3人の技量の高さが感じられます。演奏力を高めるうえで、どんなことに気を使っていますか?
同期を使っているので、クリックに合わせて演奏しているのですが、その中でも僕らにしか出せない"グルーヴ"があります。DADAならこう叩いてくる、 KENTAならこう弾いてくるだろう、それを感じることが大事な部分だと思って練習しています。それぞれが合わなかった場合はすぐに曲を止めて、またイチから。自分たちがやっていて気持ち良くなかったら、お客さんも気持ち良くなれませんから。
-Track.4「When you're gone」のような壮大でメロディアスなナンバーは、野外フェスのような大きな会場でぜひ聴いてみたいです。新曲のライヴでの再現は、すでにイメージされていますか?
野外フェス......。出たいっすねぇぇーーーーー!!!! じゃなくて新曲の話ですね(笑)。「When you're gone」は人との別れを歌った曲で、それが友達なのか、彼氏彼女なのか、家族なのかは人それぞれですが、たくさんの人に当てはまる曲だと思います。まだライヴではやっていない曲ですが、こう歌おう、こう伝えたいなどのイメージはできあがってますね。大きな会場でたくさんの人の前で歌いたい曲です。
-これからツアーなども予定されていると思いますが、今後、DJなしの3人でライヴ活動を行うにあたって、どんな変化があると思いますか?
変化しかないと思います(笑)。まずステージがだいぶ広い(笑)。takayukiは見た目のインパクトもあり、音も飛び道具的な要素がたくさんありましたから、寂しいと思う人もたくさんいると思います。けど、見ててください。3人ですごいライヴを見せますよ。
-2013年には、クラブとライヴハウスの融合型イヘント"Beasty!!"を主催されていますが、こういったイベントを再び開催する予定はありますか? また、今後開催してみたいのはどんなイベントですか?
もちろんです!! "Beasty!!"は、自分でやっといてなんですが本当に大好きなイベントで、めちゃめちゃ楽しいんです! 2014年の7月19日を最後に、しばらくできていませんが、必ず開催します。今は仙台のラッパーやシンガーなどとコラボしたりしていますが、今後はダンサーを入れたり、SK8やBMX、ファッションなども取り入れたストリート・カルチャーをギュッと詰め込んだイベントなども開催してみたいです。ひたすら飲み続けるイベントなんかもいいなぁ~(笑)。
-ぜひ実現して欲しいです! では、現在の仙台周辺のライヴハウス、クラブ・シーンは盛り上がっていると思いますか?
個々のイベント自体は盛り上がっていたりはしますが、"今、仙台がキテる!"などとは言えない状態だと思います。でも仙台にはまだみんなの目に触れていないだけで、本当に才能に溢れた奴らがたくさんいて、その仲間たちともっと仙台の音楽シーンを根っこから底上げしようと動き出してるところです。仙台をヤバい街に変えたいですね。
-地元で特に親交の深いバンドは?
とくに親交の深いバンドは、FAKE FACEですね。レーベル・メイトでもありますし、その前にもう家族みたいな感じですね(笑)。ギターのTatsuyaなんかは高校のころから知ってて、よく仙台の歓楽街の国分町にふたりで繰り出して12時間以上飲んでたり、ベースのAxYxMともバンドをやったりしていました。
-今後、共演してみたいバンド/アーティストはどういったところですか?
どのバンド、どのアーティストって言われるとパッと出てきませんが、やっぱり音楽性が近いバンドと一緒にやらせていただくことが多いので、僕らがまったく知らない世界を見せてくれるようなバンド、アーティストと一緒にやってみたいです。それでお互いを本気で見せ合って、酒でも飲みながら語り合いたいですね。オファー待ってます!!!
-まだ新作ができあがったばかりではありますが、これからフル・アルバムの制作予定はありますか? 今後の活動予定を教えてください。
もう次の作品に向けて制作は始めています。それがどういう形式のものになるかはまだわかりませんが、聴いてくれるお客さんも自分たちも飽きさせないように出していくつもりです。まずはツアーですね。早く全国のみんなと新曲を共有したいです。ぶっ倒れるまでやりますよ。
-最後に、激ロック読者へのメッセージをお願いします。
改めて、DEAL OF CLOWNというバンドです。僕たちが今出せる渾身の6曲が完成しました。自信作です。聴いて、ライヴハウスで遊びまくって、みんなで乾杯しましょう!!! BRING ME A BEER!!!