INTERVIEW
Central 2nd Sick
2014.08.12UPDATE
2014年08月号掲載
Member:Shimon (Vo) Ryo (Gt/Cho)
Interviewer:小林 詩央里
-楽曲制作の方法や手順を教えてください。
Ryo:曲を作る時は基本的にShimonと一緒に作ってます。曲は僕がパソコンで打ち込んで作っていくんですけど、Shimonがアイデアをどんどん出してくれるので、担当を分けるとしたら僕が作曲担当でShimonがアイデア担当って感じですね(笑)!メロディはほとんどShimonが考えています。いいメロつくるんですよこの人(笑)。
-電子音を前面に効かせたサウンド・スタイルが特徴的ですが、曲作りをするにあたってどのようなところからインスパイアされていますか?
Ryo:僕はいつも淡々と好き勝手に曲を作っていって、そこからShimonがいろんなイメージを教えてくれて"この部分こうできない?"って言ってくるんです(笑)。あとは完成したデモ・バージョンの曲をメンバーみんなに投げて意見をもらって微調整する感じですね。それでどんどん僕の曲が僕1人の曲ではなくメンバーみんなで作った曲として完成されていくんです。かっこよく言えばみんなの意見からインスパイアされて作っていってるって感じですかね(笑)。
-随所にJ-POP/ROCKを感じさせる展開やフレーズがありますが、日本の大衆的な音楽シーンからの影響もあるのでしょうか?
Shimon:このようなジャンルが苦手なお客さんにも通じるように、今回は日本語詞も多く取り入れています。今後も様々なかたに聴いていただけるよう、J-POPやJ-ROCKのような展開やフレーズは生かしていければと思っています。
-Track.4「Brand New Days」のように印象的な日本語詞も取り入れていますが、英語詞、日本語詞共に歌詞はどのようなことを考えて作っていますか?
Shimon:最初にメロディ・ラインにどのようなフレーズが当てはまるか決めて、当てはまったものが日本語なら日本語、英語なら英語といったように作っていますね!
-Track.6「Dahlia」やTrack.12「Keep your side」は、従来のエレクトロを取り入れたラウドロック・バンドと比べてもかなり大胆にリミックスされていて、EDMの要素も強い楽曲に仕上がっていると思います。そのあたりは意識していますか?
Ryo:僕がエレクトロを作るのが好きっていうのももちろんあるんですけど、電子音を使った音楽って今はちょっと昔に比べるとすごい普及しましたよね。そういう意味でバンドとはまったくかけ離れたものを作品に入れても、みんなから受け入れてもらえるんじゃないかなと思って作りました。あと、前回の作品である『MIXING』の曲の一部を使用することで、僕たちの作品を聴くのは『SUPERNOVA』が初めてっていう人でも、過去の作品を知ってくれるきっかけになったり、興味を持ってくれればっていう想いも込められています。
-シンセ・パートがどの曲も非常に耳に残りやすく特徴的ですね。シンセのフレーズから曲を作ったりすることもあるのでしょうか?
Ryo:Track.3の「Mission」はまさにシンセのフレーズからできたような曲ですね!他にも鍵盤で適当にフレーズを弾いていて、かっこいいなって思う箇所があったらそれに合わせてドラム、ギター、ベースを入れていくっていう時は結構多いですね!
-リリースに伴い全国7ヵ所での自主企画"Seven Deadly Festival"も決定していますが、ツアーに向けた意気込みを聞かせてください。
Shimon:まだまだ僕らの知名度で全国で企画を打つのは怖いところもありますが、多くのかたがたのサポートがあって今回の企画が成り立っています!全公演、全力で仲間たちと楽しみに行くので皆さんも楽しみにしていただけたらと思います!
Ryo:Shimonと同じです!頑張るっきゃないです!
-今後、Central 2nd Sickは音楽シーン、またはラウドロック・シーンにおいてどのような存在になっていきたいと考えていますか?
Shimon:こういったジャンルの音は増えていますが、自分たちの音楽性を確立させていければと思っています!僕なんかはバンド名のこともあるのでいずれは"厨二サウンド"なんて言われるようになったりしてくれたら嬉しいですね(笑)。あとは自分たちに憧れてくれてバンドを始める子たちなんかが出てくるような存在になれたらと思います。
Ryo:新しいサウンドを提供して、常にまわりに衝撃を与えられるような存在になっていきたいですね!
-最後に、激ロック読者へのメッセージをお願いします。
Shimon:全力で挑んだ作品です!前作から1年半空きましたが、僕らの様々な経験や挑戦が感じてもらえるはずです!なのでぜひとも手に取って"厨二サウンド"を体感してください!
Ryo:まだまだスタートラインにも立ててもいないような僕たちですが、今後とも応援よろしくお願いします。ただ、今作『SUPERNOVA』は買って後悔はさせません!よろしくお願いします!!