INTERVIEW
PSYCROPTIC
2012.02.10UPDATE
2012年02月号掲載
Member:Jason Peppiatt(Vo)
Interviewer:ムラオカ Translator : Yuga
オーストラリアのタスマニア島出身ということですが、タスマニア島にはメタル・シーンはあるのでしょうか?また島でどういった活動をしてきたのでしょうか?
メタル・シーンは島というよりはオーストラリアのシーンだけど、俺の意見では今とても盛り上がって来ているところだと思う。メタルの中のいろいろなジャンルでそれぞれ素晴らしいバンドが活躍しているし、ツアーもたくさんやっているんだ。バンドとしては、オーストラリア中をたくさん厳しいツアーを行ってきたよ。ツアーするには最高の国だよ、燦々と輝く太陽とアゲアゲなパーティー!!みんなそれが大好きなんだ!!
活動初期に“Tasmanian Council of the Arts”という団体から補助をもらってアルバムを制作したということですが、これはタスマニア独自のカルチャーを保護するような政策の一環なのでしょうか?
そうだね。それは基本的には地元のバンドやアーティストがやりたいことを助ける政府の団体で、長くて厳しいプロセスを通さなければいけないんだけれど、最初の頃は彼らは本当にツアーのために経済面で俺たちを助けてくれたよ、とても感謝しているんだ。
ヨーロッパ・ツアーを積極的に行っていますが、あなたがたのファンは主にヨーロッパに多く存在するのでしょうか?
そうだな。ヨーロッパでは確実にファン層を広げていっていると思う。名前が知られるまでにたくさんツアーもしたし、大変なこともあったけど、努力が実り始めていると思う。Nuclear Blastと契約してから、ヨーロッパでのファン・ベースが一気に大きくなった気がするよ。
オーストラリアではSOUNDWAVE FESTIVALという巨大フェスがありますが、地元バンドだけあってSOUNDWAVE FESTIVAL出演というのは1つの目標でしょうか? 確かにいつか演奏できたら良いと思うけど、彼らはオーストラリア出身のバンドのブッキングをしないからね。実現するとは思えないな。
インドネシア、中国、モンゴルをツアーしているそうですが、モンゴルをツアーしているバンドは珍しいと思います。モンゴルでのライヴの体験談を詳しく教えてください。
モンゴルは本当に素晴らしい経験だったよ!その町でライヴをやった最初の白人バンドだったんだ!会場では演奏中に3回も停電したけど、でもお客さんたちはクレイジーで叫びまくってたから、自分たちのサウンドも聴こえないくらいだったよ。
中国、モンゴルという日本に非常に近いエリアをツアーしていまし、日本にも行きたいという提案は上がってこなかったのでしょうか?
みんな日本にはすごく行きたいと思っているよ。20時間だけ、ヨーロッパに向かう途中に日本にいったことがあるんだけど、最高の時間だったよ。たくさん飲んでカラオケしたんだ!でもライヴしにいく機会があればもっと最高だろうな。
リリース後の予定を教えてください。
たくさんのツアーとたくさんプロモーション、そしてたくさんの努力かな!!
最後に日本のメタル好きなファンにメッセージをお願いします。
僕たちのニュー・アルバムをチェックして、エクストリーム・メタルのシーンをサポートしてくれ!ツアーで近いうちに会えることを楽しみにしているよ!!